日本バスケットボール協会は8月7日、「2020年度バスケットボール男子日本代表候補メンバー」を発表。川崎ブレイブサンダースからは、篠山竜青、辻直人、B代表に増田啓介の3選手が選出された。
篠山竜青「東京オリンピックへの想いは強く大きく」
現在32歳の篠山は、日本大学卒業後に東芝ブレイブサンダース(現 川崎)へ加入。2014年より同クラブのキャプテンを務めている。2017年から行われた「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区予選」では、全試合に出場し、window2からはキャプテンに就任した。「FIBAバスケットボール・ワールドカップ」では、3試合に出場し、1試合平均3.3得点、1.7アシストをマークした。昨季、Bリーグではケガに苦しまされたものの、27試合に出場し、1試合平均8.3得点、4.7アシストをマークした。
「昨シーズンの怪我やコロナの影響での五輪延期など様々な出来事がありますが、だからこそ僕の中で東京オリンピックへの想いは強く大きくなっています。本番のオリンピックに向けて自分が出来ること、やらなければいけないこと、コツコツとやり続けていきます」(篠山)
辻直人「このチャンスをものにできるよう」
現在30歳の辻は、青山学院大学を卒業後、東芝ブレイブサンダース(現 川崎)へ加入。2013年からは日本代表として数々の大会に出場。2017年にチャイニーズタイペイと対戦した「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区予選 window2」では、ベンチスタートながらも3ポイントシュート8本を含む、計26得点を記録した。しかし、ケガの影響もあり代表からは離れていた。
「もう一度代表に戻るチャンスをもらったので、このチャンスをものにできるように頑張ります」
増田啓介「川崎の代表として」
昨季、特別指定選手として加入した増田は、194センチ、90キロのスモールフォワード。筑波大学在学時には、インカレ制覇に加えアシスト王、優秀選手賞を受賞するなど、期待が寄せられる若手だ。昨季は、14試合に出場し、44得点をマークした。
「川崎の代表として、代表メンバーに入れるように精一杯頑張ります。また自分の持ち味であるハッスルプレーやステップを出していきたいです。応援よろしくお願いします!」