日本代表候補Bリーガーの昨季スタッツを比べてみた~得点編~

 8月7日に日本バスケットボール協会は「2020年度日本代表チーム 日本代表候補選手」を発表した。発表された23名のうち、Bリーグに所属する選手は19名。いずれ劣らぬ実力者が名を連ねた。本稿では日本代表候補に選ばれたBリーガー19名の2019-20シーズンのスタッツをまとめ、各項目ごとのトップ10をランキング形式で掲載。初回となる今回は、昨シーズンの「1試合平均得点数」のランキングを紹介する。

日本代表候補Bリーガー
2019-20シーズン 1試合平均得点数 トップ10

1位:ライアン・ロシター/宇都宮 18.0得点(721得点)
2位:ギャビン・エドワーズ/千葉 17.7得点(550得点)
3位:富樫勇樹/千葉 14.4得点(576得点)
4位:金丸晃輔/三河 14.3得点(502得点)
5位:安藤周人/名古屋D 11.6得点(452得点)
6位:安藤誓哉/A東京 11.5得点(431得点)
7位:田中大貴/A東京 11.1得点(429得点)
8位:橋本拓哉/大阪 10.5得点(429得点)
9位:ベンドラメ礼生/SR渋谷 10.4得点(427得点)
10位:比江島慎/宇都宮 10.0得点(399得点)
※()内は総得点

 1位と2位には帰化選手であるライアン・ロシターギャビン・エドワーズが並んだ。ともに昨季途中から日本国籍を取得した選手で、ロシターは2月のFIBAアジアカップ2021予選にも出場。デビュー戦となったチャイニーズ・タイペイ戦で17得点19リバウンドと躍動した。代表チームの帰化選手1枠を巡る2人の争いは、今季注目のものとなるだろう。

 3位に入ったのは千葉ジェッツの司令塔である富樫勇樹。総得点ではエドワーズを超えており、帰化選手を除く日本国籍選手としてはBリーグトップの成績を残した。4位と5位にはシーホース三河金丸晃輔名古屋ダイヤモンドドルフィンズ安藤周人とBリーグを代表するシューターの名前が並んだ。金丸は2月のチャイニーズ・タイペイ戦で約6年ぶりとなる日本代表公式戦復帰を果たし、3本の3ポイントを含む17得点を記録している。

 6位以下にもアルバルク東京安藤誓哉田中大貴大阪エヴェッサ橋本拓哉サンロッカーズ渋谷ベンドラメ礼生宇都宮ブレックス比江島慎など、昨季好成績を収めたチームの主力選手がずらり。昨年のFIBAワールドカップでは得点力不足に苦しんだだけに、今季も各選手の活躍や奮起、さらなる成長に期待したいところだ。

 

 

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