富士通、キャプテンの高田汐織が現役引退「本当に濃い時間を過ごすことができた」

26歳で現役引退を決断した富士通 レッドウェーブの高田 [写真]=山口剛生

 富士通 レッドウェーブは3月27日、高田汐織が引退することを発表した。

 北海道出身で現在26歳の高田は、173センチ60キロのフォワード。札幌山の手高校卒業後、6シーズンにわたってデンソー アイリスでプレーした。2017年に富士通に加入し、在籍2季目の2018-19シーズンは計124得点(1試合平均5.6得点)99リバウンド(同4.5リバウンド)をマーク。「Denka presents W リーグオールスター 2018-19 in TOKYO」にも出場した。

 同選手はチームブログを通じて次のようにコメントした。

「今シーズンで引退することを決めました。毎試合たくさんの応援をありがとうございました。今シーズンはキャプテンを務めさせていただきましたが、シーズン通してなかなか勝つことが出来ず、いい結果を残せず申し訳なく思います。勝ちに導くことができず、力不足だったと感じています。しかし、毎週たくさんの方が会場に足を運んでくださり、たくさんのメッセージをいただきました。本当にたくさんの方に支えていただき、最後まで戦い抜くことができたと思っています。『移籍してきてくれてありがとう。シオリがキャプテンでよかった。』と言っていただけたこと、とても幸せに思います。2年間という短い期間でしたが、本当に濃い時間を過ごすことができました。会社の方々、OGの方々が築き上げてくださった富士通レッドウェーブでバスケットが出来たことを誇りに思います。今後は一ファンとして応援していきたいと思います。2年間、本当にありがとうございました」

 なお、同チームは高田の他、梶原理奈、曽我部奈央、中島彩の退団を発表している。

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