9月に現役続行を表明した元日本代表の吉田亜沙美(JX-ENEOSサンフラワーズ)が10月4日に開幕した2019-20シーズンの3戦目でシーズン初出場を果たした。
昨シーズン、JX-ENEOSのWリーグ11連覇をけん引した司令塔は、シーズン終了後に引退を決意。一時はバスケットのプレーから離れたが、約半年後、「東京オリンピックに挑戦したい」という思いが募り、現役続行を決めた。
ここまでは体作りを中心にシーズン途中での復帰を目指していた吉田。開幕節となった富士通レッドウェーブとの2試合は欠場となったが、3戦目の新潟アルビレックス BBラビッツ戦でコートに立った。
吉田は、第2クォーター残り5分20秒から出場すると速いパス回しから味方の得点を演出。前半終了間際には3ポイントシュートも決め、前半の5分20秒の出場で3得点、2アシスト、1リバウンド、1ブロックを記録した。※後半の出場はなし。
なお、試合は99―58でJX-ENEOSが勝利している。