5月1日、Wリーグより自由契約選手リストの更新が発表された。
今回の更新では、森ムチャ(トヨタ自動車アンテロープス)と本川紗奈生(シャンソン化粧品シャンソンVマジック)の2名がデンソーアイリスへ移籍が決定したこと、また宮坂桃菜が新潟アルビレックス BBラビッツとの契約継続となったことが発表された。
森は、中村学園女子高校、拓殖大学で日本一を達成したセンター。2011年にトヨタ自動車に入団すると2013年には皇后杯で初優勝に貢献。9シーズンにわたってチームを支えてきた。
移籍に際し、デンソーの公式HPを通じて森は「トヨタ自動車アンテロープスから移籍し、今シーズンからデンソーアイリスでプレーさせて頂くことになりました、森ムチャです。この度の移籍にあたり、一員として迎え入れてくださったデンソー関係者の皆様に深く感謝申し上げます。今までの経験を活かしながらプレー面だけではなく、色んな面でもチームのプラスになれるように挑戦していきたいと思います!ご声援宜しくお願いします!」とコメントしている。
同じくデンソーへの移籍が決まった本川は、日本代表としても2016年にはリオデジャネイロ・オリンピックに出場するなど、トップレベルでの活躍を見せる選手。札幌山の手高校から2011年にシャンソン化粧品に入団し、Wリーグでは4度のベスト5に選出されるなど、エースとしてチームを引っ張ってきた。
本川も、デンソーの公式HPを通じて「移籍をする事は簡単な決断ではありませんでしたが、優勝したいという気持ちが強くこの決断に至りました。そして、デンソーさんからの熱心なオファーもあり、その気持ちに素直に応えたいと思いました。Wリーグでは10年目のシーズンになりますが、これまでの経験を活かし、チームの優勝に貢献できるよう頑張ります!ファンの皆さん、今後も変わらぬご声援とデンソーファンの皆さん、新しく加入した『イチ』をよろしくお願いします!」と、新天地に向けて思いを語った。
一方、契約継続となったのは新潟の宮坂で、宮坂はアーリーエントリーとなった2016-17シーズンから存在を発揮。翌シーズンはケガにより出場はなかったものの、2018-19、2019‐20シーズンは主軸として奮闘。新シーズンに向けては「今シーズンも新潟アルビレックス BBラビッツでプレーさせて頂くことになりました。
またブースターの皆さんでいっぱいになったアリーナで試合ができることを楽しみに、チームとしても個人としてもレベルアップできるように頑張ります。今シーズンも応援よろしくお願いいたします。」とコメントしている。