3日、Wリーグのシャンソン化粧品シャンソンVマジックは、昨シーズンまで新潟アルビレックスBBでプレーをしていた鵜澤潤氏がアシスタントコーチに就任したことを発表した。
鵜澤氏は市立船橋高校から日本体育大学に進学。その後、三菱電機、名古屋ダイヤモンドオドルフィンズに13年間在籍。その後、新潟で3シーズンプレーするも、7月3日に現役引退を発表。
引退に際し、新潟の公式HPを通してファン、ブースターにメッセージを送っていたが、その最後に「今後については自分の長年の経験を活かしたい気持ちがあり、指導者の道へ進んで行きたいと思っています」とつづっていた。
指導者として女子バスケの世界に足を踏み入れた鵜澤氏。今回の就任に際し、チームの公式HPには「男子と女子ではスピードやコンタクトの強さなど違う部分はありますが、チームを見てみて技術的に素晴らしいものを持った選手がいますし、年齢も若い選手が多いのでまだまだ伸びしろがあると思っています。そういう意味ではあまり女子だからとか関係なしに自分の経験をいろいろ教えていきたいと思っています。少しでもチームの力になれるよう努力しますので、今後も応援よろしくお願いします」とファンにあいさつをするとともに決意を示している。
さらに「自分は4番5番選手として長年、外国人と戦ってきたということが自分の中では大きな経験だと思っていますし、同じポジションでリーグを代表する選手を間近で見てきたということも大きな財産だと思っています。指導者は経験だけでは出来ないと思いますし、これから学ばなければいけないこともたくさんあると思いますけど、まずは自分の経験をしっかり選手に伝えていきながらステップアップさせてあげられるように指導はしていきたいですね」と、自身のキャリアを若いプレーヤーが多いシャンソンのメンバーに伝えたいと意気込んだ。