1月9日、約2ヶ月ぶりに「Wリーグ レギュラーシーズン」が行われ、ウィングアリーナ刈谷では山梨クィーンビーズがアイシン・エィ・ダブリュ ウィングスと対戦した。
開幕節ぶりの白星獲得を目指す山梨は、前半終了時点で負った8点のビハインドを巻き返すことができず、最終スコア51-57で敗戦した。
試合後、水野菜穂と若原愛美がメディアの取材に応じた。キャプテンの水野は、試合を振り返り「前半戦を終えてしっかり準備をしてきたんですけど、勝てる試合だったなと悔しい結果になってしまいました」と悔しさをにじませた。若原も「前半戦を終えて2ヶ月間やってきたことは間違っていなかったかなと。でも大事なところでのミスの多さや決定力がこの敗戦につながっていると思います」とコメントした。
また水野は「相手がインサイドへの寄りが早かったかなと。前回の対戦から対策されて、そこがうまく攻められなかったです」と敗戦の要因を分析。若原も「ポストへの寄りが早いにも関わらず、2番、3番のところでミスマッチができたので、そこでミスマッチを付けたらよかったです」と語った。
山梨は第8週を終えて、1勝11敗と苦しい展開が続いている。
後半戦に向けて水野と若原は以下のようにコメントした。
「前半戦で1勝しかできなくて、プレーオフ出場が目標なのですが、1つでも勝ちを積み重ねていかなければいけない。今シーズンの目標になってしまいますが、一戦一戦を大切にして、自分たちのやってきたバスケットをしっかりと表現していきたいと思います」(水野)
「今シーズンの目標はチームもプレーオフを狙っていて、これから厳しい戦いになるとは思いますが、個人としてもシュート力であったり、ディフェンス面だったりでチームに貢献しいきたいと思っています。コロナの影響で世の中が下がっていっていますが、バスケットの力でみんなを元気にしていけたらなと思います」(若原)