再開初戦を延長戦の末に勝利したデンソー アイリス、赤穂さくら「日本一に向けて自分のやることを徹底してやっていきたい」

メディアの取材に応じた赤穂 [写真提供]=Wリーグ

 1月9日、ウィングアリーナ刈谷にて「Wリーグ レギュラーシーズン」の西地区3試合が行われた。

 Wリーグは、約2カ月のオフを挟んで再開。デンソー アイリスは再開初戦で、三菱電機 コアラーズと対戦した。試合は一進一退の攻防が続いたまま、終盤へ突入し、74-74で延長戦へ突入。延長戦ではデンソーのペースで進み、最終スコア89-82で接戦を制した。

 試合後、本川紗奈生と赤穂さくらがメディアの取材に応じた。本川は試合を振り返って「最初は重い展開になってしまって、個人的にはファールがかさんでしまいました。後半では自分たちのペースまでとは行きませんでしたが、ディフェンスから得点を取れたと思います」とコメント。赤穂も「全体を通して相手の方がディフェンスやルーズが強く、そこで負けてしまったので、そこを修正して、それをオフェンスに繋げていきたいと思います」と試合を振り返った。

 中断期間で取り組んだことについて問われると本川も赤穂も「ディフェンスの部分でアグレッシブにやること」と回答した。

 延長戦にもつれこむフリースローを沈めた本川は、そのフリースローに関しては「何も考えてなかった。いつもフリースローは気負って打っていない」と話した。

 最後に今年の目標について問われると、本川は「個人としては自分のやることをしっかりとやる。チームとしては日本一ですが、まずはひとりひとりやることをやるということを目標にやっていきたいです」と語る。赤穂も「チームとしては日本一なのでそれに向けて、自分のやることを徹底してヘッドコーチに求められていることをやっていきたいなと思います」とコメントした。

5アシストを記録した本川 [写真提供]=Wリーグ

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