Wリーグは2日、第22回Wリーグの個人記録表彰者を発表した。
今シーズンは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、東西カンファレンス制を導入。1月には政府による緊急事態宣言発令を受け、静岡大会と大田区大会が無効試合となった。その影響で東地区が16試合、西地区が20試合と消化した試合数が異なるため、今回は東西各地区ごとに表彰された。
東地区の得点王は渡嘉敷来夢(ENEOSサンフラワーズ)が210得点(平均21.0得点)を挙げ、2年連続で受賞。渡嘉敷は107リバウンド(平均10.7リバウンド)でリバウンド王を受賞したほか、ブロックショットとフィールドゴール成功率でも東地区1位となり、“個人4冠”を達成した。東のアシスト王は町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)が4年連続で受賞した。
西地区では、髙田真希(デンソーアイリス)が2年ぶりに得点王に輝いた。アシスト王は川井麻衣(三菱電機コアラーズ)が初めて輝き、リバウンド王には馬瓜エブリン(トヨタ自動車アンテロープス)が平均9.16本で初受賞した。
■第22回Wリーグ リーダーズ一覧
・得点
〈東地区〉
渡嘉敷来夢(ENEOSサンフラワーズ)210得点(1試合平均21.0得点)2年連続4回目
〈西地区〉
髙田真希(デンソーアイリス) 341得点(1試合平均17.05得点)2年ぶり7回目
・アシスト
〈東地区〉
町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)124アシスト(1試合平均7.75アシスト)4年連続5回目
〈西地区〉
川井麻衣(三菱電機コアラーズ)121アシスト(1試合平均6.05アシスト)初受賞
・リバウンド
〈東地区〉
渡嘉敷来夢(ENEOSサンフラワーズ)107リバウンド(1試合平均10.70リバウンド)6年ぶり3回目
〈西地区〉
馬瓜エブリン(トヨタ自動車アンテロープス)174リバウンド(1試合平均9.16リバウンド)初受賞
・スティール
〈東地区〉
小池遥(シャンソン化粧品シャンソンVマジック)35スティール(1試合平均2.50スティール)初受賞
〈西地区〉
川井麻衣(三菱電機コアラーズ)42スティール(1試合平均2.10スティール)初受賞
・ブロックショット
〈東地区〉
渡嘉敷来夢(ENEOSサンフラワーズ)17ブロック(1試合平均1.70ブロック)2年ぶり9回目
〈西地区〉
西岡里紗(三菱電機コアラーズ)28ブロック(1試合平均1.40ブロック)初受賞
・フィールドゴール成功率
〈東地区〉
渡嘉敷来夢(ENEOSサンフラワーズ)65.15パーセント(132本中86本成功)7年連続8回目
〈西地区〉
西岡里紗(三菱電機コアラーズ)56.38パーセント(149本中84本成功)初受賞
・3ポイントシュート成功率
〈東地区〉
林咲希(ENEOSサンフラワーズ)47.69パーセント(65本中31本成功)初受賞
〈西地区〉
飯島早紀(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)41.18パーセント(51本中21本成功)初受賞
・フリースロー成功率
〈東地区〉
梅沢カディシャ樹奈(ENEOSサンフラワーズ)90.48パーセント(42本中38本成功)初受賞
〈西地区〉
加藤優希(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)87.88パーセント(66本中58本成功)初受賞