7月22日、イタリアでFIBA U19女子ワールドカップ2017が開幕。グループDに所属する女子U19日本代表は、過去2大会連続で銅メダルを獲得しているオーストラリア代表と予選ラウンド第1戦を戦った。
日本は、澁谷咲月(早稲田大学2年)、髙原春季、宮下希保(ともにアイシン・エィ・ダブリュ ウィングス)、馬瓜ステファニー(トヨタ自動車 アンテロープス)、梅沢カディシャ樹奈(JX-ENEOSサンフラワーズ)がスターティングファイブに名を連ねた。序盤から拮抗する中、13-13とロースコアで最初の10分間を終了した。
続く第2クォーターは追う展開となるが、髙原のジャンプシュートや笠置晴菜(デンソー アイリス)の3ポイントで得点を積みあげる。残り1分40秒に澁谷のフリースローで1点のリードを得ると、同2秒に澁谷がシュートを沈め、31-28でハーフタイムを迎えた。
しかし、第3クォーターに入ると、ターンオーバーから失点を喫し、残り8分30秒には33-34とリードを許す。その後も主導権を奪えず、44-48で最終クォーターへ突入した。
それでも、最後の10分間では、阿部泉美(東京医療保健大学1年)の3ポイント、佐坂樹(白鷗大学2年)のジャンプシュート、阿部のフリースローでたたみ掛け、残り7分35秒で51-50と逆転。その後も接戦が繰り広げられたが、66-61で逃げきりに成功した。
初戦を勝利で飾った日本は、23日にハンガリーとの予選ラウンド第2戦に臨む。
■日本代表 66-61 オーストラリア代表(@チヴィダーレ・デル・フリウーリ)JPN|13|18|13|22|=66
AUS|13|15|20|13|=61