FIBA女子アジアカップが7月23日にインドのバンガロールで開幕。ディビジョンAの予選グループBを2勝1敗の成績で通過した「AKATSUKI FIVE」女子日本代表チームが、27日にチャイニーズ・タイペイとの準々決勝に臨んだ。
日本のスターティングファイブは予選に引き続き、吉田亜沙美(JX-ENEOSサンフラワーズ)、近藤楓、長岡萌映子(ともにトヨタ自動車アンテロープス)、髙田真希(デンソーアイリス)、大﨑佑圭(JX-ENEOS)。第1クォーターは長岡が9得点をマークする活躍を見せチームをけん引するが、13-15と2点のビハインドを背負う。しかし、第2クォーターに入ると、水島沙紀(トヨタ自動車)が3本連続でシュートを沈め、残り6分54秒で19-18と逆転に成功。その後は主導権を保ち、33-30で試合を折り返した。
第3クォーターは吉田がアシストをマークしつつ、髙田と長岡が中心となって攻めこみ、52-45とリードを拡大。最終クォーターは開始約20秒で長岡が3ポイントを沈め、点差を2ケタに。以後は順調に得点を伸ばして相手を寄せつけず、最終スコア73-57で快勝を収めた。試合をとおして、長岡はゲーム最多の28得点を記録した。
日本はこの勝利で大会ベスト4入りを果たし、2018年にスペインで開催される「FIBAバスケットボール女子ワールドカップ2018」の出場権を獲得。なお、準決勝は28日に行われ、決勝進出を懸けて中国と対戦する。
■日本代表 73-57 チャイニーズ・タイペイ代表(@バンガロール)
JPN|13|20|19|21|=73
TPE|15|15|15|12|=57
■ボックススコア(http://www.fiba.com/ls/#13381&13570-16-A)
■JBA大会特設サイト(http://fibaasiacup2017-women.japanbasketball.jp/)