チームの流れを変えた水島沙紀、2試合ぶりの出場で「悔しい気持ちもあった」

途中出場で計11得点をマークした水島(トヨタ自動車アンテロープス)[写真]=小永吉陽子

 7月23日にインドのバンガロールで開幕したFIBA女子アジアカップ。「AKATSUKI FIVE」女子日本代表チームは、27日に行われた準々決勝でチャイニーズ・タイペイを73-57で退け、ベスト4進出を決めた。

 24日の韓国戦以来、2試合ぶりに出場した水島沙紀(トヨタ自動車アンテロープス)は、2点ビハインドで迎えた第2クォーターから起用されると、序盤から3連続得点を挙げてチームに流れを呼びこんだ。ベンチスタートながら、約23分間の出場で11得点を記録した水島は、「私ができることは走ることとディフェンスなので、その点に関してはファーストブレイクも出せて、チームの流れを変えることができたと思います」と振り返った。

 また、「昨日(オーストラリア戦)、一昨日(韓国戦)の試合は見てる側で、悔しい気持ちもあったので、試合に出た時には自分のできることをやろうと思いました」とコメント。最後に、中国との準決勝に向けて「流れが悪い時間帯に、しっかりと流れを変えられるようにしたい」と意気込みを語った。

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