7月23日にインドのバンガロールで開幕したFIBA女子アジアカップ。チャイニーズ・タイペイとの準々決勝を72-57で勝ちあがった「AKATSUKI FIVE」女子日本代表チームが、28日に準決勝で中国代表と対戦した。
日本のスターティングファイブは、藤岡麻菜美(JX-ENEOSサンフラワーズ)、水島沙紀、長岡萌映子(ともにトヨタ自動車アンテロープス)、髙田真希(デンソーアイリス)、大﨑佑圭(JX-ENEOS)。試合序盤は失点がかさんだが、宮澤夕貴(JX-ENEOS)や髙田がフリースローで得点を積みあげ、18-15と3点リードで最初の10分間を終えた。
しかし、続く第2クォーターは開始早々に6失点。それでも、藤岡が起点となって攻撃を展開して立て直し、32-32の同点でハーフタイムを迎えた。
後半は長岡の3ポイントで先行するも、直後に9連続得点を奪われる。長岡、宮澤、髙田のフロントコート陣がシュートを沈めて応戦するが、54-55と1点ビハインドで第3クォーターを終了。
第4クォーターに突入すると、徐々に点差が開き、残り6分58秒で58-67に。しかし、長岡の3本のフリースロー、藤岡の3ポイントなどで猛追する。そして、残り3分6秒に髙田がバスケットカウントでレイアップを成功させ、71-69とゲームをひっくり返す。残り2分2秒には宮澤が3ポイントを決め、74-71で接戦を制した。試合をとおして、藤岡はいずれもチーム最多となる19得点14アシスト8リバウンドを挙げる活躍を見せた。
決勝進出を果たした日本は、29日にオーストラリアとの戦いに臨み、3大会連続となるアジアチャンピオンの座を狙う。
■日本代表 74-71 中国代表(@バンガロール)
JPN|15|17|22|20|=74
CHN|18|14|23|16|=71
■ボックススコア(http://www.fiba.com/ls/#13381&13572-20-A)
■JBA大会特設サイト(http://fibaasiacup2017-women.japanbasketball.jp/)