8月26日にインドネシアのジャカルタで「第18回アジア競技大会(夏季大会)」の女子バスケットボール競技が行われ、日本代表がカザフスタン代表との決勝トーナメント準々決勝に臨んだ。
日本は立ちあがり、篠崎澪(富士通レッドウェーブ)、林咲希、宮崎早織(ともにJX-ENEOSサンフラワーズ)の得点で10-6と先行。その後も点の取り合いに持ちこまれると、3点ビハインドの残り1分33秒から安間志織(トヨタ自動車 アンテロープス)のフリースロー、渡邉亜弥(三菱電機 コアラーズ)の3ポイントでリードを奪った。
第2クォーターは開始約2分間で得点を奪えなかったが、篠崎、中田珠未(早稲田大学)の得点などで突き放し、残り5分6秒の時点で33-23。中盤以降も点差を広げていき、45-28で試合を折り返した。
開始8秒に篠崎が先制点を奪った第3クォーターは、最初の10分間同様に点の取り合い。それでも日本が優位に試合を進めると、安間や渡邉を中心にスコアを重ね、73-46とリードを拡大。最後の10分間も相手を寄せつけず、最終スコア104-57でカザフスタンを下し、準決勝に駒を進めた。渡邉と中田がチーム最多の19得点を挙げ、篠崎、安間、林、梅沢カディシャ樹奈(JX-ENEOS)の5人も2ケタ得点の活躍を見せた。
■試合結果
日本 104-57 カザフスタン
JPN|22|23|28|31|=104
KAZ|21|7|18|11|=57