女子日本代表がプエルトリコに8点差勝利、2勝1敗で予選突破が決定

司令塔の本橋は8得点4アシスト[写真]=fiba.com

 9月25日、スペインのテネリフェにて「FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2018」が行われ、日本代表(FIBAランク13位)がプエルトリコ代表(同22位)とのグループリーグ最終戦に臨んだ。

 日本は本橋菜子(東京羽田ヴィッキーズ)、藤高三佳、馬瓜エブリン(ともにトヨタ自動車 アンテロープス)、宮澤夕貴(JX-ENEOSサンフラワーズ)、髙田真希(デンソー アイリス)の5人で試合をスタートさせた。開始1分35秒、髙田の3ポイントでスコアを動かすと、本橋も長距離砲を射抜いて先手を取る。残り4分を切った時点で12-11となったが、そこから馬瓜、髙田、水島沙紀(トヨタ自動車)の得点で抜けだし、8点リードで最初の10分間を終えた。

 プエルトリコの得点でスタートした第2クォーターはオコエ桃仁花(デンソー)が7得点、宮澤が2本の3ポイントを含む8得点を挙げて攻撃をけん引。同クォーターを20-13とし、前半終了時点で点差を15点に広げた。

 43-28でスタートした第3クォーターは本橋、藤高が加点し序盤でリードを拡大。しかし、中盤以降は相手に連続得点を与えてしまい徐々に点差を詰められる。得点も計10得点にとどまり、53-45で第4クォーターへ突入した。

 最後の10分間は開始早々に先制されるも、馬瓜のジャンプショット、髙田のレイアップで応戦し再び2ケタリードに。その後も2本の3ポイントが決まると、相手を抑えこんで試合終了残り4分2秒で66-49。プエルトリコも粘りを見せたが、タイムアウトを挟んで立て直し最終スコア69-61で勝利を収めた。

 この結果、日本は2勝1敗で予選を終え、グループB3位以内が確定。同大会は各グループの1位が準々決勝に進出するが、2位と3位は準々決勝進出を懸けたベスト8決定戦へと回る。日本の予選最終順位は、日本時間26日に行われるスペインvsベルギーの結果次第で確定する。

■試合結果
日本 69-61 プエルトリコ
JPN|23|20|10|16|=69
PUR|15|13|17|16|=61

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