U18女子日本代表が4連覇中の中国を破る、アジア選手権準決勝へ…U19W杯出場権も獲得

中国を破り予選を首位で通過したU18女子日本代表[写真]=fiba.com

 10月30日、インドのバンガロールにて「FIBA U18 女子アジア選手権 2018」のグループリーグ最終戦が行われ、女子U18日本代表がともに2連勝中の中国代表と対戦した。

 同大会4連覇中の中国に挑んだ日本は、石原柚香(愛知学泉大学1年)、今野紀花(聖和学園高校3年)、東藤なな子(札幌山の手高校3年)、奥山理々嘉(八雲学園高校3年)、竹原レイラ(三菱電機 コアラーズ)がスターティングの名を連ねた。第1クォーターは序盤から石原の3ポイント、竹原のインサイドが決まり先行したが、中国も譲らず1点ビハインドで終了。

 続く第2クォーターは梅木千夏(聖カタリナ学園高校3年)、坂本雅(桜花学園高校3年)が3ポイントを沈め、開始約2分間で7点リードを作る。しかし、残り3分を切ったあたりから中国に攻めこめれ、41-45で試合を折り返した。

奥山は計11得点4アシスト[写真]=fiba.com

 第3クォーター、奥山と今野の活躍で相手についていくと、開始4分24秒で同点に追いつく。残り3分54秒からは奥山、坂本、竹原、梅木の得点で引き離して70-61で最後の10分間へ突入した。

 最終クォーター開始2分12秒、日本は奥山の得点で2ケタリード。そのまま点差を保ったまま試合を進めると、88-79で迎えた試合終了残り1分43秒から梅木、竹原の連続得点で試合を決定づけ、最終スコア94-79で勝利。

 3連勝でグループリーグを首位通過した日本。この勝利で11月2日の準決勝進出を果たすとともに、「FIBA 女子U19ワールドカップ 2019」の出場権を獲得した。

■試合結果
日本 94-79 中国
JPN|23|18|29|24|=94
CHN|24|21|16|18|=79

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