負傷の影響で決勝の舞台に立てなかった坂本雅「迷惑を掛けてしまった」

女子U18日本代表の坂本は大会をとおして平均8.3得点を記録 [写真]=fiba.com

 11月5日、「FIBA U18 女子アジア選手権 2018」を準優勝で終えた女子U18日本代表メンバーが帰国し、羽田空港でのメディア取材に応じた。

 ポイントカードとしてベンチから出場した坂本雅(桜花学園高校3年)は、大会をとおしてシュート成功率55.6パーセント、1試合平均8.3得点をマーク。しかし、準決勝のオーストラリア戦で負傷した影響から、決勝の中国戦は出場することができなかった。今大会を「予選の中国戦では自分のプレーができましたし、みんなのプレーもすごくて、たくさん学ぶことがありいい経験になりました」と振り返りつつも、「しっかり決勝に出て戦いたかった気持ちはありましたが、自分が出れないことによって一人ひとりのプレー時間が伸びて、迷惑を掛けてしまったなと思っています」と悔しさをにじませた。

 予選の中国戦では、約13分間の出場で8本中6本のフィールドゴールを決めるなど14得点3アシストの活躍。決勝に出場できれば、結果が変わっていたかもしれないと考えると、やはり悔しさは募るだろう。総体優勝校として出場する「SoftBankウインターカップ2018 平成30年度 第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会」では、その悔しさを晴らすような活躍に期待したい。

モバイルバージョンを終了