広島ドラゴンフライズと越谷アルファーズは、駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippa株式会社とパートナー提携したと発表した。
広島では全体の約7割のが車で来場し、本拠地近くの地下駐車場を利用しているが、数が限られている上周辺にコインパーキングが少ないこともあり、駐車場不足が問題に挙がっていた。また、入出庫に時間がかかるため試合後に約2時間の交通渋滞が発生していたという。
越谷は越谷市立総合体育館をホームアリーナとしているが、最寄り駅から徒歩で約30分かかるため多くのブースターが車での来場を希望している。しかし、体育館の駐車場は数が限られているため、試合当日の午前中から満車となり、近隣施設への迷惑駐車が発生し、地域問題になりつつあるという。
このような両チームの課題を解消すべく、akippaはシーズン開幕までに本拠地周辺で駐車場の開拓を進め、違法駐車や迷惑駐車の抑制を目指すとしており、広島では7月末までに試合時に貸し出しできる駐車場を200台分増やす予定という。
今回の提携にあたり、広島の浦伸嘉社長は「今回の取り組みで一人でも多くの方に観戦にきていただけるような環境づくりに務めてまいります」とコメントし、越谷の浅井英明代表は「新型コロナウイルスの影響で移動中に密になる可能性がある為、試合会場にマイカーでアクセスできる選択肢を増やせることは大変嬉しく思います」と期待を寄せている。