8月16日にドイツのハンブルクで「2018車いすバスケットボール世界選手権大会」が開幕。大会2日目の17日、男子日本代表がイタリア代表との予選1戦目に臨んだ。
豊島英(宮城MAX)、宮島徹也、岩井孝義(ともに富山県WBC)、香西宏昭(NO EXCUSE)、秋田啓(岐阜シャイン)がスターティングファイブを務めた日本は、第1クォーター開始2分55秒に秋田の得点で3点をリード。しかしそこから連続得点を許すなど、11-18と試合をひっくり返された。
第2クォーターは開始2分1秒にダブルスコアをつけられる苦しい展開となったが、鳥海連志(パラ神奈川SC)、藤本怜央(宮城MAX)、村上 直広(伊丹スーパーフェニックス)などベンチメンバーがシュートを決め、25-28まで立て直した。
第3クォーターに入ると、開始1分51秒に豊島が同点に追いつくフリースローを成功。岩井、香西の追加点で相手を突き放しにかかるも、その後は僅差での接戦が繰り広げられる。最後の10分間も試合終了残り2分の時点で52-50と2点差。それでも鳥海、香西、藤本が連続得点をマークし、最終スコア58-50で勝利を収めた。
なお、予選第2戦は19日(現地時間18日)、トルコ代表と顔を合わせる。
■試合結果
日本 58-50 イタリア
JPN|11|14|19|14|=58
ITA|18|10|13|9|=50