車いすバスケ男子代表、イタリアに続き強豪トルコにも競り勝つ…世界選手権2連勝

 8月19日(現地時間18日)にドイツのハンブルクで「2018車いすバスケットボール世界選手権大会」が行われ、男子日本代表チームがヨーロッパ選手権王者のトルコ代表との予選2戦目に臨んだ。

 前日の第1戦でイタリア代表に勝利した日本は、引き続き豊島英(宮城MAX)、宮島徹也、岩井孝義(ともに富山県WBC)、香西宏昭(NO EXCUSE)、秋田啓(岐阜シャイン)の5人で試合をスタート。第1クォーターは開始から4失点を喫すると、なかなか得点が奪えず9-14で終了。次の10分間は秋田、香西を中心に互角の展開に持ちこんだが、点差は縮まらず6点ビハインドでハーフタイムを迎えた。

 第3クォーター、追いつきたい日本は開始1分13秒から秋田のジャンプショット、香西の3ポイントが決まると、残り4分50秒には古澤拓也(パラ神奈川SC)にも3ポイントが飛びだし39-38と逆転。しかし、トルコも譲らず、45-45の同点で最終クォーターへ突入した。

 第4クォーターは鳥海連志(パラ神奈川SC)のレイアップで先手を取る。開始2分51秒からは秋田、古澤で3連続得点をマークすると、香西も続き試合終了残り4分23秒時点で10点リードを作った。その後は一時3点差まで追いあげられたが、川原凜(千葉ホークス)のジャンプショット、秋田のフリースローで逃げきり、最終スコア67-62で競り勝った。

■試合結果
日本 67-62 トルコ
JPN|9|14|22|22|=67
TUR|14|15|16|17|=62

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