元NBAスターのマーブリーが北京で現役続行、8月には自伝映画も公開

2017年CBAオールスターゲームでのマーブリー [写真]=Getty Images

 2010年から中国プロバスケットボールリーグ(CBA)でプレーする元NBA選手のステフォン・マーブリーが7月11日、北京控股フライドラゴンズと選手契約を締結。『asia‐basket』などが報じている。

 ポイントガードを本職とする現在40歳のマーブリーは、1996年のNBAドラフト全体4位指名でミネソタ・ティンバーウルブズに入団し、その後はニューヨーク・ニックスなどでプレー。また、2001年と2003年にはオールスターゲームにも出場した。2010年にCBAの山西ドラゴンズと契約を結ぶと、佛山ドラリオンズ(現広州証券ロングライオンズ)を経て、2011年から北京ダックスに所属。2012年、2014年、2015年にはチームのリーグ優勝に貢献し、2015年にはファイナルMVPを受賞した。在籍6年目の昨季はレギュラーシーズン計36試合で1試合平均21.4得点5.5アシストをマークしたが、クラブはマーブリーと再契約を締結しない意向を発表していた。

 また、8月11日からは、マーブリーの自伝映画『My Other Home』が中国で公開される。6月18日に上海国際映画祭で初上映されたこの作品は、NBAを離れ中国でバスケットボールの夢を追うマーブリーの人生を描いたもの。映画にはCBA所属の中国人選手が出演する他、マーブリーがNBA時代にしのぎを削ったバロン・デイビス氏(元ゴールデンステート・ウォリアーズ)やアレン・アイバーソン氏(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)も登場する。

モバイルバージョンを終了