2017.06.27

ウルブズ移籍が決まったバトラー、新天地ミネソタに到着「勝つ準備はできている」

ブルズからウルブズへ移籍したバトラー [写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 ミネソタ・ティンバーウルブズは6月26日(現地時間25日)、クラブの公式Twitterを更新し、シカゴ・ブルズとのトレードで獲得したジミー・バトラーがミネソタに到着したことを報告した。

 ウルブズは「ミネソタへようこそ、ジミー!」とツイート。クラブが投稿した動画で、バトラーは「僕の新しいホームとなる素晴らしい街、ミネソタに着いた」とコメントし、「勝つ準備はできている。チームをリードして、軌道に乗せたいと思う」と意気込みを語った。

 現在27歳のバトラーは201センチ100キロのシューティングガード兼スモールフォワードで、2011年のドラフト全体30位指名でブルズに入団した。在籍6年目の今季はレギュラーシーズン76試合で、1試合平均23.9得点6.2リバウンド5.5アシスト1.9スティールをマーク。また、2014年から3年連続でオールNBAディフェンシブセカンドチーム選出、2015年から3年連続でオールスターゲーム出場などの実績を残した。

 現地メディア『The Ringer』は、バトラーを迎えたウルブズが、今季5年ぶりにプレーオフに進出して1回戦を突破したユタ・ジャズのような飛躍を見せることができると予想。「相手のシュートへの対応が遅れたり、ディフェンスのローテーションに失敗したりすることが多かった」と分析するウルブズに、「1対1においてリーグ最高の守備選手の1人であり、(2010年から2015年までブルズの指揮官を務めた)トム・シボドーHCのシステムを理解している」バトラーが加わったことは、素晴らしい補強であると記述し、2004年以来となるプレーオフ進出に向け未来は明るいと評した。

ジミー・バトラーの関連記事