4月25日(現地時間24日)にNBAプレーオフ1回戦第4戦が行われ、ウェスタンカンファレンス1位のゴールデンステート・ウォリアーズが同8位のポートランド・トレイルブレイザーズと対戦した。
この試合では、左ふくらはぎ負傷により第2、3戦を欠場したケビン・デュラントが先発復帰。デュラントがチーム最初のフィールドゴールとなる3ポイントシュートを決めて流れを作ると、ドレイモンド・グリーン、クレイ・トンプソンのアウトサイドシュートも飛びだし、一気に14点のリードを奪う。その後もステフィン・カリーを中心に攻撃の手を緩めず、第1クォーターを45-22と圧倒。第2クォーター以降はデミアン・リラードを起点に攻めこむブレイザーズに追いあげを許さず、128-103の25点差で勝利を収め、4連勝でカンファレンス準決勝に駒を進めた。
カリーは37得点8アシスト7リバウンドの活躍を見せ、3試合ぶりに出場したデュラントは10得点3リバウンド2アシストを記録。また、ウォリアーズが第1クォーターにマークした45得点は、NBAプレーオフでの最多タイ記録となった。なお、準決勝では、ロサンゼルス・クリッパーズとユタ・ジャズの勝者と対戦する。
一方、ブレイザーズは1勝も挙げることができずにプレーオフ敗退。34得点を記録したリラードは、現地メディア『ESPN』の取材に対し、「満足のいく1年とは言えない」とコメントし、「非常にイライラしているが、今まで以上に強くなって戻ってくる」と来季に向けて意気込みを語った。
【試合結果】
ポートランド・トレイルブレイザーズ 103-128 ゴールデンステート・ウォリアーズ