6月5日(現地時間4日)にオラクル・アリーナで行われたNBAファイナル第2戦で、ゴールデンステート・ウォリアーズがクリーブランド・キャバリアーズを132-113で下し、スティーブ・カーヘッドコーチの復帰戦を勝利で飾った。
2015年に受けた腰の手術の後遺症による体調不良のため、ポートランド・トレイルブレイザーズとのプレーオフ1回戦第3戦からベンチを離れていたカーHCは、キャブスとの試合後、「戻ってくることができてうれしい」と笑顔を見せた。チームがプレーオフ連勝記録を「14」に更新したことについては、「確かに、これは素晴らしいことだね」と答えながらも、「このシリーズを勝ち抜くという仕事を成し遂げない限り、あまり重要なことではない」と冷静に話した。
また、「昨年は2勝0敗から優勝を逃した」と振り返ったカーHC。2016年のファイナルでは、ウォリアーズはキャブスを相手にホームで2連勝を挙げた後、敵地での第3戦に敗れるも、続く第4戦を勝ち取り王手をかけた。しかしその後3連敗を喫し、タイトルを逃す結末を迎えた。指揮官は「私たちがいるこの地点は、昨年シリーズの行方を変えられた場所だ。だから、ただ次のゲームのことを考えなければならない」と述べた。
なお、注目の第3戦は6月8日(同7日)に敵地のクイッケン・ローンズ・アリーナで行われる。