キャブスやレイカーズを指揮したスコット氏、コーチ業引退を宣言「今の生活を楽しんでいる」

コービー氏(右)のラストシーズンを指揮したスコット氏 [写真]=B.LEAGUE

 ロサンゼルス・レイカーズなどのヘッドコーチを務めたバイロン・スコット氏が、コーチ業の引退を宣言した。現地メディア『USA TODAY』や『the Score』などが報じている。

『TMZ』の記者から、ロンゾ・ボールを獲得したレイカーズを再び指揮したいか尋ねられたスコット氏は、「いや、私はもう十分経験した」と回答。続けて「コーチを退職して『ESPN』で働いている今の生活を楽しんでいるよ」と話し、指導者に復帰する意思がないことを口にした。

 現在56歳のスコット氏は、1983年のNBAドラフト1巡目4位でレイカーズに入団。同クラブで計11年間プレーした他、インディアナ・ペイサーズやバンクーバー・グリズリーズ(現メンフィス・グリズリーズ)などにも所属した。現役引退後、1998年にサクラメント・キングスのアシスタントコーチに就くと、2000年から2004年までニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)、2004年から2009年までニューオーリンズ・ホーネッツ(現ニューオーリンズ・ペリカンズ)を指揮し、2008年には最優秀コーチ賞を受賞。2010年から2013年までクリーブランド・キャバリアーズを率いた後、2014年にレイカーズのHCに着任したが、2016年に解任された。NBA通算1101試合で指揮を執り、454勝647敗の成績を残した。

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