2017.08.05

クリッパーズ指揮官、兼任する球団社長を退きコーチング専任に

2014年から球団社長を兼任していたリバースHC [写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 ロサンゼルス・クリッパーズは8月5日(現地時間4日)、ドック・リバースヘッドコーチが球団社長の職から退き、コーチ業専任となることを発表した。

 1961年生まれのリバースHCは、現役時代にアトランタ・ホークスなどでプレーし、1999年にオーランド・マジックの指揮官に就任。その後、2004年からボストン・セルティックスを率い、チームを2008年のNBAチャンピオンに導いた。2013年にクリッパーズのHCに就くと、2014年からはバスケットボールオペレーションの代表を兼任したが、今季からフロントを離れることが決まった。

 リバースHCはクラブの公式HPで「私はこれまでクリッパーズの成功のために貢献してきた。今年、ロースターの3分の2が新しいメンバーになることを考慮しても、コーチングに集中できることは意欲的に思っている」とコメント。なお、リバースHCに代わり、球団副社長のローレンス・フランク氏が社長へ昇格する。

 クリッパーズは今オフシーズン、2011年から所属したクリス・ポールをヒューストン・ロケッツへ放出。また、2009年からチームに在籍するブレイク・グリフィンと5年約1億7300万ドル(約194億2400万円)の契約を結び、新たなチーム編成を展開した。