ブラッドリー・ビールがキャリアハイの51得点を奪い、ウィザーズがブレイザーズに勝利

キャリアハイの51得点と大爆発したビール[写真]=Getty Images

 12月6日(現地時間5日)、ワシントン・ウィザーズが敵地ポートランドのモーダ・センターに乗り込み、トレイルブレイザーズと対戦。5日(同4日)のジャズ戦で69-116と大敗を喫していたウィザーズは、ブラッドリー・ビールがキャリアハイの51得点を挙げる大活躍を見せて106-92で勝利した。

 ビールはこの試合、37本のショットを放ち、21本(うち5本は3ポイントシュート)成功、フリースローを5投中4本決め、勝利に大きく貢献。試合後に現地メディア『AP通信』に対して、「多くのことを考えすぎていた。でも今夜はとても自由に、そして楽しくプレーできたよ」とビールは語っている。

 左ひざの負傷により司令塔のジョン・ウォールを欠き、万全の戦力ではないウィザーズだが、指揮官のスコット・ブルックスは「アグレッシブな時ならば、彼(ビール)は高得点を残すことができる能力がある」とこの日の殊勲者を称賛。

 ちなみにビールが記録した51得点は、フランチャイズ史上3位の高得点となった。1位はフィル・シュニアー(元ブレッツほか)が1972年12月7日(同6日)に記録した53得点、2位はウォールが昨年12月7日(同6日)にたたき出した52得点なのだが、上位3位はいずれも12月上旬に達成と、何とも不思議な連鎖となっている。また、ビールが挙げた51得点は、今季のNBAではレブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)の57得点、ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)の56得点に次ぐリーグ3位となっている。

 一方、この試合に敗れたブレイザーズはホーム3連敗。デイミアン・リラードの30得点を筆頭に、計4選手が2桁得点をマークしたが、勝利を奪うことができなかった。リラードは試合後「俺たちは良いプレーができていなかっただけ。ホームに帰ってきたけれど、良いオフェンス、それに一貫したディフェンスができていない」という言葉を残した。

【試合結果】
ワシントン・ウィザーズ 106-92ポートランド・トレイルブレイザーズ(@モーダ・センター)
WAS|24|27|28|27|=106
POR|22|15|29|26|=92

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