クリーブランド・キャバリアーズのアイザイア・トーマスが、12月7日(現地時間6日)に4対4の練習に参加。タイロン・ルーHCをはじめ、チームのフロント陣が見守る中、特に違和感なくプレーできていると、現地メディア『USA TODAY』が報じた。
Isaiah Thomas and Tristan Thompson played four-on-four Wednesday at the Cavaliers' training facility as both players near a return to game action. pic.twitter.com/GQsB2YAgH9
— clevelanddotcom (@clevelanddotcom) December 6, 2017
トーマスは、8月下旬にカイリー・アービング(現セルティックス)とのトレードでキャブスに加入したものの、昨季負傷した股関節が完治しておらず、今季はまだ出場していないのだが、「うまくいけば」(ルーHC)、今週中に復帰することが可能な状況だという。
なお、この4対4にはトリスタン・トンプソンも参加していた。左ふくらはぎの肉離れにより、トンプソンは11月4日(同3日)のウィザーズ戦から欠場しているのだが、復帰時期に関して、ルーHCは「分からない」と答えた。トンプソンは「俺は常にプレーできる準備ができている。でもシーズンは長い。短距離走ではなく。マラソンのようなものだから」と語り、メディカルチームと慎重に復帰までの道のりを模索しているという。
そのトンプソンは、昨季終盤まで447試合連続出場という現役トップの記録を残していたが、右手親指をねんざしてしまい、記録がストップしていた。そのトンプソンは「完全な健康体になることはない。5年も連続してプレーしていれば、100パーセントの状態に戻ることはないね」と語っている。痛みを抱えた状態でプレーできる選手とはいえ、キャブスのピークはやはりプレーオフ。無理をせず、万全な状態で復帰し、持ち前のハッスルプレーを発揮してほしいところだ。