2017.08.30

トレード問題渦中にある負傷のトーマス、復帰可能と主張「以前と同じくプレーできる」

昨季は1試合平均28.9得点を挙げ得点ランク3位につけたトーマス [写真]=Getty Images
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 8月23日(現地時間22日)に発表された、クリーブランド・キャバリアーズボストン・セルティックスによる大型トレード。26日(同25日)になると、アイザイア・トーマスの股関節故障についてキャブスが不安視したことを理由に、トレード破棄の可能性が浮上したと報じられた。

 5月20日(同19日)に行われたイースタン・カンファレンス・ファイナル第2戦でケガが深刻化し、その後の全試合を欠場したトーマス。しかし30日(同29日)、現地メディア『ESPN』の取材で、「僕は再起できないわけではない。復帰できるし、以前と同じようにプレーできる」と主張。「これと異なることを僕に伝えてくる医師はいない。元に戻れないという指摘は1度もないし、キャリアを台無しにする負傷だという指摘もなかった。今シーズン、皆が望んでいるほど早くは復帰できないかもしれないけれど、戻ってこられる」と語った。

 また、自身を放出したセルティックスについては、「組織が何をしようとしているのかはわからない」とコメント。「これは僕にはコントロールできないことだ。僕は自分がコントロールできることだけを話したい。そしてこのケガは、僕の将来に何も問題を与えないことを知っている」と述べた。

 当初、セルティックスはカイリー・アービング獲得のため、トーマス、ジェイ・クロウダー、アンテ・ジジッチの計3選手と、ブルックリン・ネッツから得た2018年のドラフト1巡目指名権をキャブスへ譲渡する予定だったが、現在は保留の状態。同メディアは、キャブスがセルティックスに追加のドラフト指名権を要求していると伝えた。

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