今年Googleで最も検索されたアスリート上位10人にNBAからヘイワードら5選手がランクイン

2位に入ったヘイワード。今年はオールスター初選出、FA移籍、そして開幕戦のケガもあり、検索数が多かったようだ[写真]=Getty Imageas

 12月14日(現地時間13日)、Googleが2017年に最も検索されたアスリート上位10人を発表。NBAからは2位に入ったゴードン・ヘイワード(ボストン・セルティックス)をはじめ、半分を占める5選手がランクインしている。

 ヘイワードは昨季、ユタ・ジャズのエースとしてオールスターに初選出。今夏フリーエージェント(FA)になると、2009、10年に2年連続でNCAAトーナメント決勝に進出したバトラー大時代の恩師ブラッド・スティーブンズが率いるセルティックスへと移籍した。

 ところが、10月18日(同17日)に行われたキャバリアーズとの開幕戦、第1クォーター中盤に左足首を脱臼し、脛骨を骨折という不運に見舞われた。ヘイワードの復帰時期は未定ながら、10月20日(同19日)に手術後、リハビリに励んでおり、12月14日(同13日)にはウォーキングブーツなしで歩けるようになったと現地メディア『ESPN』が報じている。ヘイワードは「ブーツなしになったわけだし、今日はこれまでのところ最高の日だね」と話している。

 NBA選手としては2番目に高い4位となったのは、今年7月にインディアナ・ペイサーズからオクラホマシティ・サンダーへトレードで移籍したポール・ジョージ。今年初めにはナイキから自身初となるシグニチャーシューズ「PG 1」が発売された。攻防両面でリーグ有数の能力を持つ選手として知られる実力者だ。8位にはジョージのチームメイト、カーメロ・アンソニーがランクイン。9月下旬にニューヨーク・ニックスからトレードでサンダーへ加入した、NBAキャリア15年目をプレーするベテランスコアラーだ。

 7位に入ったのは、今年のドラフト全体2位でロサンゼルス・レイカーズに指名されたロンゾ・ボール。UCLAで平均14.6得点6.0リバウンド7.6アシストを記録した198センチの長身ポイントガードは、ルーキーながらレイカーズの先発司令塔を務めている。もっとも、ボールの検索数が多かったのは、「うちの息子は(ステフィン・)カリーよりもうまい」などとビッグマウスを連発した父ラバー・ボールの影響が強いのかもしれない。

ルーキーながら7位にランクインしたボール[写真]=Getty Images

 10位にはアイザイア・トーマスが入った。年々、スコアリングガードとして評価を高めていたトーマスは、昨年の12月31日(同30日)のヒート戦で52得点と大暴れ。昨季所属していたボストン・セルティックスでは、エーススコアラーとして見事な活躍を見せた。しかし、今年8月にカイリー・アービングとのトレードでクリーブランド・キャバリアーズへと移籍。昨季負った右股関節の治療により、今季はまだプレーできていないものの、この1年間で評価を大きく高めたのは間違いない。

 なお、このほかにランクインした選手は、1位にフロイド・メイウェザー(ボクシング)、3位は来年からニューヨーク・ヤンキース(MLB)のヘッドコーチを務めるアーロン・ブーン、5位にトニー・ロモ(元NFLダラス・カウボーイズ)、6位はアーロン・ジャッジ(MLBニューヨーク・ヤンキース)、9位はスペイン出身のプロゴルファー、セルヒオ・ガルシアとなっている。

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