1月31日(現地時間30日)に行われたオーランド・マジックとの一戦で、ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンがNBAに新たな歴史を刻んだ。
114-107で勝利したこの試合で、ハーデンはキャリアハイとなる60得点(今季リーグベスト)に加え、10リバウンド11アシストという“トリプルダブル”を達成。NBA史上、60得点以上を挙げた選手でトリプルダブルした選手は皆無だったことから、新記録樹立となった。
#JamesHarden becomes the first player EVER with a 60 point triple-double in @HoustonRockets home win! pic.twitter.com/dLzMU2cRNh
— NBA (@NBA) January 31, 2018
この試合、ハーデンはフィールドゴール30投中19本、3ポイントシュート14投中5本、フリースロー18投中17本を決めて60得点を残した。
なお、ロケッツのフランチャイズ記録はカルビン・マーフィー(元ロケッツ)が保持していた57得点だったことから、ハーデンはロケッツ史上最多得点をも塗り替えたこととなる。
ハーデンが60得点したあとに、マーフィーは自身のツイッターで「@JHarden13(ハーデンのアカウント名)! 俺の記録更新おめでとう。俺はロケッツの1試合における最多得点記録を40年間も保持できて光栄だった」と投稿している。
今季ここまで42試合に出場したハーデンは、1試合(10得点)を除くすべてのゲームで20得点以上を挙げるハイスコアリングマシンと化している。この日の超絶パフォーマンスは、MVP筆頭候補に浮上したと言ってもおかしくはないものだった。