【NBA】オールスター通算記録ランキング、レブロンが5部門で歴代トップ/オールスター特別企画③

通算得点など計5部門でトップを記録するレブロン[写真]=Getty Images

2月19日(現地時間18日)にロサンゼルスのステープルズ・センターで行われる「NBAオールスターゲーム2018」。先月、オールスターの出場選手ならびにロースターが発表され、開催が刻一刻と近づいてきている。バスケットボールキングでは、67回目となるオールスター出場選手紹介に加え、オールスターにまつわる記録や大盛り上がりしたイベント、印象的なゲームなども順次お届けしていく。

<オールスター特別企画③>
オールスター通算記録ランキング

 今回は、過去66回行われてきたオールスターゲームにおける通算記録を紹介しよう。まずは通算出場試合数から見ていきたい。
※太字は今年の出場選手、現役は現在の所属チーム

■通算出場試合数TOP3
1.カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか):18回
2.ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ):15回
コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ):15回
3.ケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか):14回

ダンカンとコービーが歴代2位タイ!
 2016年をもって現役引退となったダンカン、コービー、ガーネットがTOP3にランクイン。コービーは選出回数(18回)でジャバーの19回に次ぐ単独2位となっている。今年レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)が出場すれば、ガーネットに並ぶ14回目となる。

■通算MVP獲得数TOP2
1.コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ):4回
ボブ・ペティット(元セントルイス・ホークスほか):4回
2.マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか):3回
シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)3回
オスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか):3回

コービーとペティットがトップタイの4度獲得
 コービーは2002、07、09、11年にMVPを獲得。09年はレイカーズで00年から3連覇した時のチームメート、オニールとの同時受賞だった。なお、今年の大会でレブロン(キャバリアーズ)またはラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティ・サンダー)がMVPに輝けば、ジョーダンらと並ぶ2位タイとなる。

09年の大会でMVPを同時受賞したコービー(左)とシャック(右)[写真]=Getty Images

■通算得点TOP3
1.レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ):314得点
2.コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ):290得点
3.マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか):262得点

レブロンが2人のスーパースター超えで歴代トップ
 コービー、ジョーダンというNBA史上屈指のスーパースターを上回る得点を記録するレブロンが歴代トップの座に就いた。以前レブロンは「俺はスコアラーじゃないからまったく気にしない」と話していたが、歴代1位という響きは格別なはず。なお、今年の出場選手では、10位にケビン・デュラント(ゴールデンステート・ウォリアーズ/200得点)、16位タイにラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティ・サンダー/160得点)がランクイン。

■通算リバウンドTOP3
1.ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか):197本
2.ボブ・ペティット(元セントルイス・ホークスほか):178本
3.カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか):149本

チェンバレンが他を圧倒
 通算13度の出場を誇るチェンバレンが2位以下を圧倒してトップに君臨。一昨季に引退したダンカン(元スパーズ)が136本で5位にいるものの、現役では15位タイのレブロン(キャバリアーズ)の78本が最多となっている。

■通算アシストTOP3
1.アービン“マジック”ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ):127本
2.クリス・ポール(ヒューストン・ロケッツ):106本
3.アイザイア・トーマス(元デトロイト・ピストンズ):97本

平均アシスト数歴代トップのポールが2位
 マジックとアイザイアは、1980年代のオールスターを引っ張ったレジェンドで、それぞれキャリア2度のオールスターMVPを獲得。平均13.2アシストを記録するポールは歴代2位にランクイン。今年の出場選手の中では6位のレブロン(キャバリアーズ/76本)が最高位。

オールスターで数々のハイライトプレーを残したマジック(右)とアイザイア(左)[写真]=Getty Images

■通算スティールTOP3
1.コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ):38本
2.マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか):37本
3.アイザイア・トーマス(元デトロイト・ピストンズ):31本

ジョーダンを超えたコービーが歴代トップ
 最後のオールスターとなった2016年に1スティールを奪い、コービーが歴代単独首位に浮上。現役ではドウェイン・ウェイド(キャバリアーズ)が27本で4位、クリス・ポール(ヒューストン・ロケッツ)が23本で6位タイ、今年の出場選手ではレブロン(キャバリアーズ)が17本で10位タイ。

■通算ブロックTOP3
1.カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか):31本
2.アキーム・オラジュワン(元ヒューストン・ロケッツほか):23本
3.シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか):19本

ブロック部門ではジャバーが2冠
 通算平均2.1ブロックのジャバーが、この部門で2冠を達成。現役では、9位タイにドワイト・ハワード(シャーロット・ホーネッツ)が9本でランクイン。

通算ブロックで2位となったオラジュワン(左)と3位のオニール(右)[写真]=Getty Images

<その他の通算記録>
■通算フィールドゴール成功数
1.レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ):129本

■通算フィールドゴール試投数
1.レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ):249本

持ち前のパワーと身体能力の高さを活かして得点を量産してきたレブロン[写真]=Getty Images

■通算フィールドゴール成功率
1.ブランドン・ロイ(元ポートランド・トレイルブレイザーズほか):83.3パーセント

■通算3ポイントシュート成功数
1.レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ):31本

■通算3ポイントシュート試投数
1.レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ):90本

■通算3ポイントシュート成功率
1.グレン・ライス(元シャーロット・ホーネッツほか):60.0パーセント

■通算フリースロー成功数
1.エルジン・ベイラー(元ロサンゼルス・レイカーズ):78本

■通算フリースロー試投数
1.オスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか):98本
エルジン・ベイラー(元ロサンゼルス・レイカーズ):98本

■通算フリースロー成功率
1.アーチー・クラーク(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか):100パーセント
クライド・ドレクスラー(元ポートランド・トレイルブレイザーズほか):100パーセント
ゲイリー・ペイトン(元シアトル・スーパーソニックスほか):100パーセント

■通算ターンオーバー
1.アービン“マジック”ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ):48本

■通算パーソナルファウル
1.カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか):57回

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