2月12日(現地時間11日)、ポートランド・トレイルブレイザーズはユタ・ジャズと対戦し、96-115で敗れた。
ブレイザーズのオールスターガード、デイミアン・リラードはゲームハイの39得点を挙げたものの、後半だけでジャズに72得点を許してしまったことが敗因の1つとなった。。ジャズは新人ドノバン・ミッチェルがチームトップの27得点を記録するなど計5選手が2ケタ得点をマークし、9連勝を飾った。
リラードは試合後、現地メディア『The Oregonian』に対してミッチェルを絶賛している。
「新人王は彼(ミッチェル)の手に渡るべきだと思う。成績だけじゃなく、チームに与えているインパクトも評価すべきだ。彼はチームをリードするほどの選手。ルーキーがチームを率いていることを見るのは特別なこと」。
ミッチェルは2月12日(同11日)終了時点で、平均31.9分19.4得点3.4リバウンド3.4アシスト1.5スティールをマーク。平均得点だけでなく、フィールドゴール試投数(平均16.2本)もチームトップで、ジャズのオフェンス面における中心選手となっている。
「彼は本当に、良い選手だ。ルーキーとしてではなく、このリーグでプレーする選手の中でも良い選手だと思う」とリラードは称賛を続けた。
今季の新人王争いは、ベン・シモンズ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、カイル・クーズマ(ロサンゼルス・レイカーズ)らの名前が挙がっている。
そんな中、ミッチェルは得点面でジャズに大きく貢献しており、開幕前にささやかれた得点力不足という不安材料をかき消すキーパーソンとなっている。2月12日(同11日)終了時点でジャズはウエスト10位(28勝28敗)。このままチーム成績が向上し、ジャズをプレーオフへと導くことができれば、ミッチェルの新人王獲得は確定と言っていいだろう。