フリースタイルバスケットボールチーム「大阪籠球会」が2月15日(現地時間14日)、モダ・センターで行われたポートランド・トレイルブレイザーズvsゴールデンステート・ウォリアーズのオープニングパフォーマンスショーに出演した。
大阪籠球会は2016年、シアトルの独立サマーリーグにてハーフタイムショーに出演。その後、ブレイザーズの関係者とコンタクトを取ることに成功し、粘り強い交渉の結果、出演を勝ち取った。
NBA公式戦でのフリースタイルバスケットボールパフォーマンスという日本人初の快挙を果たした大阪籠球会。ゲーム当日は6人が出演し、ボールを巧みに操りながら、音楽に合わせた演技を披露した。約7分間のパフォーマンスが終了すると、会場に駆けつけた多くのファンから歓声が送られた。
メンバーのmicは自身のTwitterをとおして「出演というよりも、最後まで色んな規制や障壁を越えて、ねじ込んで実現した作品。フリースタイル初見のNBAファンに楽しんでもらうことだけ考えて、とにかくシンプルなエンタメに。振り付けからカメラ構成まで作りこみました。沢山の人に届きますよう」と振り返り、「難しいことをやるのと、お客さんにとって難しく見えるのは別物。体格もキャラも違う、個性が強いメンバーでできる最適解にどれだけ近づけるかへのチャレンジも、しんどかったし楽しかった。また納得いくもの作ってもどってこよう」とコメントした。
大阪籠球会は2005年、「バスケよ前へ」を合言葉に、“バスケ馬鹿”たちが大阪に集まり結成された大阪ストリートボールシーンのパイオニアチーム。各種大会に参戦するだけでなく、バスケットボールに関わるイベント、音楽フェスやクラブイベントなどに参加し、バスケの様々な楽しみ方を大阪から発信している。