コービーが独自の目線でNBAを切り裂く
4月6日(現地時間5日)、現地メディア『ESPN』は、コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)とコラボレートした新番組『DETAIL~FROM THE MIND OF KOBE BRYANT~』を4月13日(同12日)からスタートすると発表した。
"Detail" – @kobebryant's new basketball analysis show from Granity Studios debuts April 12th, exclusively on ESPN+. Episodes will air throughout the NBA Playoffs and Finals! https://t.co/Zia3ClG5sg pic.twitter.com/wP4jEqGJKc
— gianina thompson (@giaplusnina) April 5, 2018
コービーはアナリストとして出演し、自身の体験談などをまじえて、NBAファイナルまでを含む今季のプレーオフを分析していくこととなる。一昨季まで現役としてプレーしていたコービーだからこそ可能な、細かい分析をするバスケットボール番組になりそうだ。
20年というNBAキャリアの中で、コービーは優勝5度をはじめ、シーズンMVP1度、ファイナルMVPを2度獲得するなど、輝かしい実績を持つ。独特の表現を用いて現地記者の注目を集めるなど、現在のNBAを語ってもらうには願ってもない人選。
初回となる13日(同12日)は、2009年のウエスタン・カンファレンス・ファイナル。コービー率いるレイカーズ対デンバー・ナゲッツとの第6戦を、コービー自身が分析していくという。
このシリーズはレイカーズがナゲッツを4勝2敗で下したのだが、勝敗数以上に盛り上がったことを覚えている方もいるのではないだろうか。コービーとパウ・ガソル(現サンアントニオ・スパーズ)らに対し、ナゲッツはカーメロ・アンソニー(現オクラホマシティ・サンダー)、チャウンシー・ビラップス(元デトロイト・ピストンズほか)らタフな選手たちがロースターに名を連ねており、激しいシリーズとなったからだ。
カーメロとのマッチアップやシリーズ全体について、ターニングポイントとなったシーンなど、コービーがどのようにシリーズをかみ砕いていくのか注目したい。
なお、16日(同15日)の第2回では、その前日から幕を開けるプレーオフ、ファーストラウンドの試合から1試合を取り上げて、コービーが分析していくことになるという。