6月22日(現地時間21日)、バークレイズ・センター(ブルックリン)にて「NBAドラフト2018」が行われた。
ここでは、1巡目指名された選手一覧をお届けしていこう。
※チーム名は略称、G=ガード、F=フォワード、C=センター
■NBAドラフト2018 1巡目指名選手一覧①(数字は指名順)
1.サンズ→ディアンドレ・エイトン(C/アリゾナ大)
2.キングス→マービン・バグリー三世(C/デューク大)
3.ホークス→ルカ・ドンチッチ(G/レアル・マドリード)
※トレードでマブスへ移籍
4.グリズリーズ→ジャレン・ジャクソンJr.(F/ミシガン州大)
5.マーベリックス→トレイ・ヤング(G/オクラホマ大)
※トレードでホークスへ移籍
6.マジック→モハメッド・バンバ(C/テキサス大)
7.ブルズ→ウェンデル・カーターJr.(C/デューク大)
8.キャバリアーズ→コリン・セクストン(G/アラバマ大)
9.ニックス→ケビン・ノックス(F/ケンタッキー大)
10.シクサーズ→ミケル・ブリッジス(F/ビラノバ大)
※トレードでサンズへ移籍
11.ホーネッツ→シェイ・ギルジアス・アレクサンダー(G/ケンタッキー大)
※トレードでクリッパーズへ移籍
12.クリッパーズ→マイルズ・ブリッジス(F/ミシガン州大)
※トレードでホーネッツへ移籍
13.クリッパーズ→ジェローム・ロビンソン(G/ボストン・カレッジ)
14.ナゲッツ→マイケル・ポーターJr.(F/ミズーリ大)
腰の手術により今季ほぼ全休したポーターJr.がナゲッツへ
今季開幕前、今年のドラフト全体1位指名候補と前評判が高かったポーターJr.は、昨年11月に腰の手術を受けたことで、出場わずか3試合に終わっていた。6月16日(同15日)にワークアウトを行ったものの、指名順位が落ちるだろうという報道もあった。しかし、ニコラ・ヨキッチやギャリー・ハリス、ジャマール・マレーといった魅力的な若手がそろうナゲッツから指名。NBA入り後、ケガへの不安はあるものの、才能は申し分ないだけに、ポーターJr.のプレーに期待したい。
■NBAドラフト2018 1巡目指名選手一覧②(数字は指名順)
15.ウィザーズ→トロイ・ブラウン(G/オレゴン大)
16.サンズ→ザイア・スミス(G/テキサス工科大)
※トレードでシクサーズへ移籍
17.バックス→ダンテ・ディヴィンチェンゾ(G/ビラノバ大)
18.スパーズ→ロニー・ウォーカー四世(G/マイアミ大)
19.ホークス→ケビン・ハーター(G/メリーランド大)
20.ウルブズ→ジョシュ・オコギー(G/ジョージア工科大)
21.ジャズ→グレイソン・アレン(G/デューク大)
22.ブルズ→チャンドラー・ハッチソン(F/ボイシー州大)
23.ペイサーズ→アーロン・ホリデー(G/UCLA)
24.ブレイザーズ→アンファニー・サイモンズ(G/IMGアカデミー)
25.レイカーズ→モリッツ・ヴァグナー(C/ミシガン大)
26.シクサーズ→ランドリー・シャメット(G/ウィチタ州大)
27.セルティックス→ロバート・ウィリアムズ(C/テキサス大A&M校)
28.ウォリアーズ→ジェイコブ・エバンス(F/シンシナティ大)
29.ネッツ→ジャナン・ムサ(F/クロアチア)
30.ホークス→オマリ・スペルマン(F/ビラノバ大)
今年のNCAAトーナメント最優秀選手はバックスから指名
今年のNCAAトーナメント決勝となったミシガン大×ビラノバ大戦。その試合でベンチスタートながらゲームハイとなる31得点をたたき出したディヴィンチェンゾがバックスから指名された。ビラノバ大の優勝に大きく貢献し、トーナメントの最優秀選手にも選ばれた男が、マイク・ブーデンホルザーHCによる新体制となったバックスにおいて、自慢のシュート力でどんな活躍を見せることができるのか。興味深い指名となったと言えるだろう。
ホリデーは2人の兄に続くことができるか?
ペイサーズから指名されたホリデーには、NBAでプレーする2人の兄がいる。28歳のドリューはペリカンズで、29歳のジャスティンもブルズでそれぞれ主軸を務めている。前者はルーキーシーズンからプレータイムを獲得し、2シーズン目から平均2ケタ得点を記録中。後者はなかなかプレータイムに恵まれず、移籍を繰り返していたが、今季加入したブルズでチャンスをつかみ、キャリア5シーズン目にして平均2ケタ得点をクリアした。今年ドラフト指名されたアーロンがNBAに定着できるか、注目していきたいところだ。