現地時間7月1日、NBAはフリーエージェント(FA)の交渉が解禁となり、複数の現地メディアから再契約や新チームとの契約(移籍)を報じた。
PG has unfinished business pic.twitter.com/FjwFSxfcbL
— Bleacher Report (@BleacherReport) July 1, 2018
現在はモラトリアム期間のため、FAやトレードに関しては交渉のみ可能となっており、下記に掲載してある正式な契約締結は7日午前2時1分以降に可能となるものの、おおむね合意となり、大きな変動はないと見られている。
ここではFA解禁初日に報じられた、合意に達した主な契約をまとめてみた。
※データは現地時間7月1日現在、参照元データは『ESPN』、所属チームは略称、G=ガード、F=フォワード、C=センター
■再契約
ジェラルド・グリーン(F) ロケッツと1年240万ドル
アーロン・ベインズ(C) セルティックスと2年1,100万ドル
デリック・ローズ(G) ウルブズと1年契約(金額不明)
ジェレミー・グラント(F) サンダーと3年2,700万ドル
ルディ・ゲイ(F) スパーズと1年1,000万ドル
クリス・ポール(G) ロケッツと4年1億6,000万ドル
ジョー・ハリス(G) ネッツと2年1,600万ドル
ポール・ジョージ(F) サンダーと4年1億3,700万ドル
ニコラ・ヨキッチ(C) ナゲッツと5年1億4,800万ドル
ウィル・バートン(G) ナゲッツと4年5,400万ドル
ケビン・デュラント(F) ウォリアーズと2年6,150万ドル
大黒柱ヨキッチとマックス契約を結んだナゲッツ
来季の年俸が約160万ドルという破格の安さだったヨキッチは、チームオプションの破棄によって制限なしFAとなり、最高限度額でナゲッツと再契約。ナゲッツ加入後、成長を続けるバートンとも再契約を結び、現有戦力の保持に成功。来季こそ、2013年以来となるプレーオフ進出を果たしたいところだ。
■移籍
ニック・スタウスカス(G) ネッツ→ブレイザーズ 最低年俸で1年契約
マルコ・ベリネリ(G) シクサーズ→スパーズ 2年1,200万ドル
オムリ・カスピ(F) 今季途中ウォリアーズから解雇→グリズリーズ 1年契約
エド・デイビス(F-C) ブレイザーズ→ネッツ 1年440万ドル
トレバー・アリーザ(F) ロケッツ→サンズ 1年1,500万ドル
ディアンドレ・ジョーダン(C) クリッパーズ→マーベリックス 1年2,410万ドル
アーサン・イリヤソバ(F) シクサーズ→バックス 3年2,100万ドル
ダグ・マクダーモット(F) マーベリックス→ペイサーズ 3年2,200万ドル
マブスが念願のディフェンシブビッグマンを獲得
ディフェンスに定評があり、リング下におけるフィニッシャーを求めていたマブスは、元オールスターセンターのジョーダンを獲得。バックコートにはデニス・スミスJr.や注目の新人ルカ・ドンチッチ、ウイングにはハリソン・バーンズという魅力的なタレントを擁しており、マブスは来季、楽しみな布陣を形成することに成功したと言っていいだろう。