両フォワードをこなし、ディフェンス面でも計算できる即戦力
7月4日(現地時間3日)、現地メディア『ESPN』は、デンバー・ナゲッツとフィラデルフィア・セブンティシクサーズの2チーム間でトレードが成立したと報じた。
76ers have traded for Wilson Chandler from the Denver Nuggets, per @wojespn pic.twitter.com/auaUv1MC1K
— Bleacher Report NBA (@BR_NBA) July 3, 2018
同メディアによると、ナゲッツがウィルソン・チャンドラーをシクサーズへ放出し、見返りに将来のドラフト2巡目指名権を獲得することになるという。
チャンドラーは来季のプレーヤーオプションを行使し、約1,280万ドルの契約を残していた。だが、ナゲッツはニコラ・ヨキッチとマックス契約、ウィル・バートンとも高額契約を結んでいたため、チャンドラー放出でサラリーを削減する形となった。
キャリア10年目を終えたチャンドラーは、今季74試合(うち71試合で先発)にスモールフォワードとして出場。平均31.7分10.0得点5.4リバウンド2.2アシストを記録。203センチ102キロのチャンドラーは、両フォワードをこなすことができ、ディフェンスも平均以上の能力を持っている。
シクサーズとしても、チャンドラーの契約は残り1年であること、そしてキャップスペースに余裕を持っていることから、即戦力のベテランを加えることに成功したと言っていい。
今季途中に加入したフォワードのアーサン・イリヤソバが、先日ミルウォーキー・バックスと契約合意しているため、チャンドラーにはその穴を埋めることが求められる。