ロケッツの前にオフェンスでショット機会を作れず
7月12日(現地時間11日)、「MGM Resorts NBAサマーリーグ2018」(以降ラスベガス・サマーリーグ)は予選リーグを終え、決勝トーナメント初日を迎えた。
渡邊雄太(ジョージ・ワシントン大)が所属するブルックリン・ネッツは、コックス・パビリオンにてヒューストン・ロケッツと対戦。
予選の3試合で平均25.3分11.7得点4.7リバウンド1.0アシスト2.7ブロックを挙げた渡邊は、スターターに昇格し、ロケッツ戦に出場した。
第1クォーターは約7分のプレータイムで4リバウンドを挙げるも、ショット試投数は3ポイントシュート1本のみで、決め切ることができず。それでも第2クォーター残り約9分、3ポイントラインからフェイクでディフェンダーを跳ばせて、ロングジャンパーをヒットし、この日初得点を挙げる。残り約3分にレイアップも決めた渡邊は、前半を終えて4得点6リバウンドをマーク。
後半、渡邊は3ポイントシュートを放つ場面もあったが、ネッツはチーム全体でミスを連発。試合全体で26ターンオーバーを喫してしまう。また、216センチの高さを誇るジョウ・チーを筆頭に、ロケッツはチーム全体で10ブロックを記録するなどネッツを圧倒。ネッツは前半終盤に1点差まで詰め寄るも、3ポインターを許してしまい、同点ならず。後半は第3クォーター終盤に2点差、第4クォーター序盤に5点差まで迫るも、ロケッツに要所で3ポインターを決められるなど点差は徐々に広がってしまった。
試合はロケッツが109-102で勝利し、ネッツは4連敗となった。渡邊は約26分に出場し、4得点7リバウンド1スティールでフィニッシュ。得点は全4試合で最少に終わった。
ネッツの次戦は14日(同13日)、日本時間午前5時からコックス・パビリオンにて、ホークス×ペイサーズの敗者と対戦することとなる。