2018.07.12
7月8日(現地時間7日)、「MGM Resorts NBAサマーリーグ2018」(以降ラスベガス・サマーリーグ)は大会2日目を迎え、2会場で計10試合が行われている。
渡邊雄太(ジョージ・ワシントン大)が所属するブルックリン・ネッツは、コックス・パビリオンで行われた第3試合でオクラホマシティ・サンダーと対決。
第1クォーター残り5分32秒に登場した渡邊は、フリースロー2本、ファストブレイクで左45度付近から3ポインターを放り込み、このクォーターだけで5得点と好発進。カバーディフェンスやティップアウトなどでもチームに貢献した。
第2クォーターはスタートから出場も、右コーナーからノーマークの3ポイントシュートを放つシーンでラインを踏んでしまう場面もあり、惜しいターンオーバーを喫するシーンも見られた。一度ベンチに戻り、残り4分2秒で再びコートへ。右コーナーからの3ポインターを決めることはできなかったものの、左エルボー付近からドライブで持ち込み、この試合7得点目を挙げている。
後半、渡邊は第3クォーター中盤からコートイン。ネッツのGM、ショーン・マークスが会場で見守る中、ブロックやスティールを記録。第4クォーターはスタートから登場し、最後までコートに立ち続けた。相手チームのターンオーバーでボールを手にすると自らリングまで持ち込みファウルを誘発するなど、フリースローで加点していく。さらには、残り約4分でペイントエリア右側付近からドライブでボースハンドダンクをたたき込んだ。
最終スコアは90-76でサンダーが勝利。ハミドゥ・ディアロが19得点8リバウンド、ダニエル・ハミルトンが12得点9リバウンド7アシストを記録するなど、計5選手が2ケタ得点をマークした。
サマーリーグ2試合目となったこの試合、渡邊はチーム最多となる27分39秒に出場。13得点5リバウンド2スティール4ブロックと活躍。一時は30点前後離されていた試合だったが、出場時におけるプラスマイナスで渡邊はチーム最高の+8を残した。また、初戦では試投数0本だったフリースローを6本獲得し、すべて決め切ったこともプラス要素と言っていい。
渡邊が所属するネッツの次戦は、7月10日(現地時間9日)にコックス・パビリオンで行われるウルブズ戦。渡邊の活躍に期待するとともに、2連敗中のネッツが初勝利を挙げることができるか、注目したい。
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