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「誰が何を言おうが、僕は日本人」八村塁が語った揺るぎない自負…田臥勇太は日本バスケの“明るい未来”を確信

八村と田臥によるトークショーが佐々木クリス氏の司会のもと実施された[写真]=バスケットボールキング
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 8月8日、八村塁が主宰する育成年代プロジェクト『BLACK SAMURAI SUMMIT 2026』が最終日を迎え、イベントの締めくくりとして八村と田臥勇太宇都宮ブレックス)によるスペシャルトークショーが行われた。

 二人が公の場で対談するのは、八村が高校生だった2015年以来、約11年ぶりのこと。トークショーの冒頭、日本人初のNBAプレーヤーであり、45歳となった今も現役を続ける田臥について、八村が「日本バスケ界のレジェンドです」と敬意を表せば、田臥もまた八村に対し「日本中の誇り。彼の試合は全部見ている」と応え、日本バスケ界の至宝同士が深くリスペクトし合う姿を見せた。

 話題は当日行われたサミットの振り返りに及び、田臥は「高校生たちが『自分をアピールする』『勝ちにもこだわる』姿勢をずっと見せていて、その姿勢がプレーにも表れていた。明るい未来に繋がりそうだな、という思いで見させてもらいました」と若き才能たちの熱量に期待を寄せた。
 
 田臥も感じた選手間の競争心の昂りは、まさに八村の狙い通りだ。八村は、自身の経験としてNBA主催の国際キャンプなどで「思ったようにやれなかった、もっとやっておけばよかったという後悔が、僕の中には凄く残っていた」と振り返り、その悔しさが「次こそは」という原動力になったと明かした。ベスト5やMVPを選出した意図についても、「選ばれなかった子たちこそ、もっとハングリーになって、次はもっと自分を見せていこうと思ってほしい。子どもたちの競争心を、もっと煽りたいなと思いました」と語り、あえて選別を行うことで選手たちのハングリー精神を引き出すイベント作りをしたと語った。

■八村が語る日本人としてのプライド、揺るぎないアイデンティティ

 トークショー中盤、現役生活に話題が及ぶと、八村が「あとどのぐらいやられるんですか」とレジェンドの今後を問いかけた。田臥は「やれるだけやりたいしね」と意欲を見せ、「こうやって若い選手たちが頑張っている姿を見ると、凄いモチベーションになる。塁が頑張ってくれているから、自分も長くプレーしたいなという思いは、また強くなりました」と、八村や今回のイベントが刺激になったことを明かした。

 最後に行われた質疑応答では、過去の代表活動における差別的な誹謗中傷に触れつつ、なぜ2028年のロサンゼルス五輪を目指し、日本代表として走り続けるのかというシリアスな問いが飛んだ。八村は真っ直ぐな視線で、自身のアイデンティティを語り始めた。

「僕がいつも考えているのは、最初に日本人だということ。日本で生まれて、日本で育って、日本語が僕の一番の言語。日本人であるプライドがすごい高いので、マイナスなことやネガティブなことがあっても、僕にとっては何も思いません。誰が何を言おうが、僕は日本人」と断言。「どこに行っても日本人だというのを胸を張って言える。それはNBAに入ったりしても実感しています」と、揺るぎない覚悟を示した。

 締めくくりに、田臥が「八村選手がこれからも日本のためにやっていってくれる素晴らしいイベント。皆さんも八村選手と一緒に日本バスケ界を応援してほしい」と呼びかけると、八村も「プログラムはすべて、日本バスケを強くするために僕が考えてやっていること。これからも日本バスケを強くするために、こういうことをどんどんやっていきたい」と決意を表明。日本バスケ界をさらなる高みへと引き上げる情熱を共有し、三日間のサミットは熱狂のうちに幕を閉じた。

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