スキル向上に時間を費やしている今夏のカイリー
7月26日から28日(現地時間25日から27日)にかけて、ラスベガスでアメリカ代表チームのミニキャンプが行われた。
その中で、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)とステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ)らは合流せず。カイリー・アービング(ボストン・セルティックス)もミニキャンプに姿こそ現したものの、3月に受けた左膝手術後、ヒハビリを続けている最中で、5対5の練習は許可されていなかった。
そのため、カイリーはこの期間中、チームメートたちにパスを出すなど軽度のプレーにとどまったのだが、今季のトレーニングキャンプに対しては楽観的に捉えていた。現地メディア『AP』や『ESPN』に対して、カイリーはこう話している。
「大丈夫、大丈夫。(トレーニングキャンプには)十分間に合うよ。今はサマータイムなんだ。この夏は多分、僕にとってはここ7年のうち、スキルなどを伸ばすべくワークアウトすることに最も多くの時間をあてたかもしれない。僕はもっともっと成長したいんだ」。
カイリーとしては、約2か月後に迎える今季のトレーニングキャンプにも十分間に合う見込みで、開幕からフルにプレーできるという。
昨季は3月中旬を最後に戦線離脱し、プレーオフではベンチからチームメートにエールを送り、テキストメッセージで鼓舞するなど裏方的な役割をこなしてセルティックスのカンファレンス・ファイナル進出に尽力したカイリー。
今季はイースト最高級の戦力を誇るセルティックスをけん引し、プレーオフでも大暴れしたいはず。大舞台になればなるほど実力を発揮する男なだけに、開幕からエンジン全開のプレーを見せてくれると期待したい。