8月7日(現地時間6日)、現地メディア『ESPN』が、予測を担当しているパネリスト (ディスカッションする際の討論者)たちに、今季の新人王を尋ねた結果を発表した。
今年のドラフトで指名された選手の中で、最も多くの得票数を得たのは誰だったのか。ここでは、その結果をお届けしていこう。
※所属は現地時間8月6日現在、カッコ内は左から順にチーム名の略称、ポジション、ドラフト指名順位
■『ESPN』による今季の新人王予想
1位.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス/ガード/1巡目3位):126ポイント
2位.ディアンドレ・エイトン(サンズ/センター/1巡目1位):68ポイント
3位.ジャレン・ジャクソンJr.(グリズリーズ/フォワード/1巡目4位):23ポイント
4位.コリン・セクストン(キャバリアーズ/ガード/1巡目8位):19ポイント
5位.ウェンデル・カーターJr.(ブルズ/センター/1巡目7位):16ポイント
6位タイ.マービン・バグリー三世(キングス/フォワード/1巡目2位):15ポイント
6位タイ.ケビン・ノックス(ニックス/フォワード/1巡目9位):15ポイント
7位.トレイ・ヤング(ホークス/ガード/1巡目5位):7ポイント
その他.8ポイント
“ドラ1”エイトンを大幅に上回り、トップに輝いたのはドンチッチ!
今季の新人王最右翼に挙がったのは、スロベニア出身の19歳ドンチッチ。今季のマブスにはバックコートの相棒にデニス・スミスJr.、フィニッシャーにディアンドレ・ジョーダンがおり、ウイングにはウェスリー・マシューズとハリソン・バーンズがいることから、快適な環境でプレーできるだろうというものだった。
2位にはドラフト全体1位指名のエイトン。リーグ有数のスコアラー、デビン・ブッカーとのピック&ロールからリング下でインパクトを放つことが予想されている。3位に入ったジャクソンJr.に対しては、サマーリーグでリムをプロテクトし、スイッチにも対応できており、3ポインターも決めていた点を高評価。
全体的に、上位2選手を除くと大きな差はないように思える。セクストンやカーターJr.、バグリー三世など、このランキングに名を連ねたルーキーたちは、プレータイムさえ確保できればコート上にインパクトを残し、個人成績でも十分新人王候補と呼べるレベルのものを記録できるのではないだろうか。
今季の開幕まで約2か月あるものの、ルーキーたちがどんな状態で記念すべきデビューシーズンを迎えるのか。今から楽しみでならない。