2018.11.06
7月8日(現地時間7日)、「MGM Resorts NBAサマーリーグ2018」(以降ラスベガス・サマーリーグ)は大会2日目を迎え、2会場で計10試合が行われた。
この日の3試合目、トーマス&マック・センターではフェニックス・サンズ対サクラメント・キングスのゲームがあり、注目のビッグマンがコートで競演した。
ディアンドレ・エイトン(1位指名/サンズ)とマービン・バグリー三世(2位指名/キングス)、今年のドラフトトップ2である。
エイトンは216センチ113キロの本格派ビッグマンで、バグリー三世は211センチ106キロの長身オールラウンダー。両選手はそれぞれのチームでスターターとして出場した。
試合中、直接マッチアップすることはほとんどなかったものの、エイトンは29分に出場し、フィールドゴール11投中8本、フリースロー5本すべてを成功させ、21得点に12リバウンド1スティール1ブロック。豪快なダンクやアリウープをたたき込むなど71-63とサンズの勝利に貢献。
バグリー三世は32分のプレータイムでフィールドゴール13投中5本、フリースロー7投中5本成功の15得点7リバウンド2アシスト1スティール1ブロック。ショットの精度は低かったものの、しなやかな動きからボールプッシュし、チームメートへの得点機会を演出するなど自身の強みを見せ付けた。
試合後、現地メディア『THE DAILY WILDCAT』へ、エイトンはバグリー三世についてこう語っている。
「僕らは練習で、お互いに競い合っているんだ。それに僕らはそれぞれのゲームを知っているし、コート外では多大なリスペクトをしている。フロアに出れば、僕らは互いにファンの前でショーを見せなければということも知ってるよ」。
これに対して、バグリー三世もエイトンについてこのように答えていた。
「(エイトンと試合ができて)エキサイティングだった。楽しかったよ。彼はすばらしい選手。彼と対決することはいつだって良いことさ。コートでは明らかに互いを敵対視しているし、友達と呼ぶにはほど遠い。でもコートを離れると、僕らはとても仲がいいんだ」。
今季、それぞれの所属チームにおける主力として開幕を迎えることが濃厚なエイトンとバグリー三世。近い将来、NBAでもライバル関係となりつつある両選手が、明日以降のサマーリーグでも随所に光るプレーを見せてくれると期待したい。
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