完全復活を目指すゴードン・ヘイワード「まだコート上で快適にプレーできていない」

本来のリズムを取り戻すべく奮闘しているヘイワード[写真]=Getty Images

「フィジカル面は良好だけど、タイミングやリズムを取り戻す必要がある」

 昨季の開幕戦で左足骨折という大ケガを負ったゴードン・ヘイワード(ボストン・セルティックス)。今季はトレーニングキャンプからチームに合流し、ここまでプレシーズンに3試合出場した。

 しかしながら、ヘイワードはスターターとして平均19.7分プレーしているものの、平均7.0得点3.3リバウンド1.7アシストと低調。フィールドゴール成功率は25.0パーセントと本調子には程遠いパフォーマンスとなっている。

 現地メディア『MassLive』によると、7日(現地時間6日)に行われるクリーブランド・キャバリアーズとのプレシーズン最終戦は、腰の痛みのため欠場することが濃厚だという。

 現状について、ヘイワードは『ESPN』へこのように語っている。

 「フィジカル面については、とてもいい状態だ。でも、まだコートでは快適にプレーできていない。フィジカルの部分ではすべてをこなすことができることは確かだ。けれど、タイミングやリズムの部分でまた別のバスケットボールプレーヤーになる必要がある。長い期間、コートから離れていたし、新しいシステムでプレーするわけだからね。夏の間、5対5のゲームを本当に楽しみにしていたんだけど、やろうとしていたことがまだできていないんだ」。

 約1年間の欠場だったこともあり、ヘイワードはショットを放つタイミングやリズム感といったゲーム感覚を取り戻していく必要があるのだろう。

 プレシーズン3試合でターンオーバーこそ喫していないものの、10月1日(同9月30日)のシャーロット・ホーネッツ戦では出場21分間のうち、最初の12分間で5ファウルを犯したことからも、本調子ではないことは明らか。

 レギュラーシーズン開幕まで約2週間。ヘイワードがどこまで回復できるのか、気になるところだ。

NBAのシーズンは長い。ゲーム感覚を取り戻すことさえできれば、ショットの成功率も上がってくることだろう[写真]=Getty Images

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