ロケッツのディフェンス面を改善することが期待されているスペシャリスト
11月6日(現地時間5日)、リーグの情報筋が『ESPN』へ伝えたところによると、ヒューストン・ロケッツが今季のトレーニングキャンプ開始前にチームを退団したジェフ・バズデリックとの再契約に合意したという。
昨季までの2シーズン、バズデリックはロケッツのACとして、主にディフェンシブ・コーディネーターを務めており、昨季リーグトップの65勝を挙げたチームにおいて重要な役割を果たしていた。
同メディアは、バズデリックがフルタイムでロケッツに復帰するのは、11月23日(同22日)のサンクスギビングデイ以降になるだろうと報じている。
65歳のバズデリックは30年前にスカウトとしてNBAで働き始め、1990年代後半にはパット・ライリーHCの下、マイアミ・ヒートのACとして活躍。その後、2000年代序盤にデンバー・ナゲッツで約3シーズン、ヘッドコーチとして指揮を執った(通算73勝119敗)経験を持つ。
ロケッツは今季ここまで8試合を消化し、3勝5敗と苦しんでいる。平均失点は112.1点でリーグ18位へと沈んでおり、バズデリックが現状打破してくれることを期待しているのだろう。