リング下のディフェンスとリバウンドを改善すべく、新加入した大ベテラン
11月7日(現地時間6日)、ロサンゼルス・レイカーズのロブ・ペリンカGMは、キャリア18シーズン目の大ベテラン、タイソン・チャンドラーを獲得したことを発表した。
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— Los Angeles Lakers (@Lakers) November 6, 2018
フェニックス・サンズとの契約をバイアウトしたチャンドラーに対しては、現地メディア『ESPN』を筆頭に複数のメディアがレイカーズを契約先の最有力候補に挙げており、予想どおりの展開になったと言えるだろう。
ペリンカGMはリリースの中で、「10試合をこなしてきた中で、アービン(アービン“マジック”ジョンソン/バスケットボール運営部門代表)と私はルーク(・ウォルトンHC)と話をし、インサイドにおけるディフェンスとリバウンドをアップグレードさせようと考えていました。タイソン・チャンドラーを獲得したことで、必要としていた部分をカバーできることでしょう。我々は、タイソンがチャンピオンシップを勝ち取ることができるレベルの経験をこのチームにもたらすこと、ベテランとしてのリーダーシップを持ち込み、ヤングコアを手助けすることができると興奮しています」とコメントしている。
また、カリフォルニア州出身のチャンドラーは、レイカーズの公式ツイッターの中で「皆の前でプレーできることが待ちきれない」と語り、喜びを隠せない様子を見せていた。
今季10試合を終えて4勝6敗のレイカーズにおいて、チャンドラーは先発センターを務めるジャベール・マギーのバックアップを務めることとなる。
チャンドラーはダラス・マーベリックス在籍時の2011年、レブロン・ジェームズ率いるマイアミ・ヒートとのファイナルを4勝2敗で制して優勝、ニューヨーク・ニックス在籍時の12年には最優秀ディフェンシブプレーヤー賞を獲得した経験を持つだけに、チームとしても心強いはず。
はたして、チャンドラーはレイカーズに溶け込み、上昇気流に乗せることができるのか。期待したいところだ。