2021.07.18
11月4日(現地時間3日)、ロサンゼルス・レイカーズはモーダ・センターに乗り込み、ポートランド・トレイルブレイザーズと対戦した。
試合前のシュートアラウンドで、『Southern California News Group』のカイル・グーン記者はレブロン・ジェームズがチームメートのジャベール・マギーについて「彼は最優秀ディフェンシブプレーヤー賞(DPOY)になりうる可能性を秘めている」と語っていたことを明かした。
Welcome to JaVale's block party
#LakeShow (📺: @SpectrumSN) pic.twitter.com/HLF50kA6l5
— Los Angeles Lakers (@Lakers) November 4, 2018
キャリア11シーズン目をプレーするマギーは、213センチ122キロのセンターで、今季はレイカーズのスターターとして活躍。恵まれたサイズと機動力を兼備したビッグマンは、高確率のショットと献身的なディフェンスでチームに不可欠な存在になっている。
4日(同3日)に行われたブレイザーズ戦。マギーは先発センターとして約27分出場し、12得点9リバウンド6ブロックをマーク。28得点5リバウンド7アシスト2ブロックを挙げたレブロンと共に、勝利に大きく貢献した。
試合後、レブロンはマギーについて「彼はすべてのことを少しずつこなしてくれた。彼はブロックでリーグのトップにいる選手だ。そして今夜はリム付近で俺たちのミスをブロックでカバーしてくれたんだ」と称賛。
マギーはブレイザーズ戦を終えた時点で、平均27.1分15.1得点7.7リバウンド3.6ブロック。得点とブロックはキャリアハイのペースで、ブロックはリーグトップを残している。
この日、『ESPN』はルーク・ウォルトンHCがレイカーズのバスケットボール運営部門代表を務めるアービン“マジック”ジョンソン(元レイカーズ)らとミーティングを行ったことを報じた。
その内容の中に、ウォルトンHCがマギーの控えを任せられる選手獲得を要望しているというものがあった。同メディアによると、現在契約のバイアウトを進めているフェニックス・サンズの大ベテラン、タイソン・チャンドラーが、バイアウト成立後にレイカーズと契約する可能性があるという。
チャンドラーはキャリア18シーズン目をプレーする216センチ108キロのセンター。36歳のビッグマンは今季、7試合に出場し、平均12.7分3.7得点5.6リバウンドを記録中。10月25日(同24日)に行われたレイカーズ戦では約15分に出場し、14得点11リバウンドと活躍しており、短時間であれば十分チームに貢献できるはずだ。
11年のダラス・マーベリックスでは優勝、ニューヨーク・ニックス在籍時の12年にはDPOYに輝いた実績を誇り、オールディフェンシブチームに3度(うち1度はファーストチーム)選出された経験があり、頼もしい選手と言っていい。
現状ではマギーへの負担が大きいことは否定できないが、ベテランのチャンドラーが加われば選手層も厚くなり、ビッグマンを安心して休ませることができるだろう。
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