2020.12.21
7月2日(現地時間1日)、『ESPN』をはじめとする複数の現地メディアが、世界的な知名度を誇るスーパースター、レブロン・ジェームズと契約合意したロサンゼルス・レイカーズに、新たな選手が加わることになると報じた。
レイカーズが新たに獲得するのは27歳のランス・スティーブンソンと30歳のジャベール・マギー。前者は筋骨隆々の肉体を駆使してタフなディフェンスを得意とする万能戦士で、後者は213センチながら機動力のあるビッグマン。
スティーブンソンはキャリア8年を誇る選手で、今季はインディアナ・ペイサーズで平均9.2得点5.2リバウンド2.9アシストをマーク。ペイサーズ時代にはプレーオフでレブロンと何度も激しいマッチアップを展開し、注目を集めていた。複数のポジションをこなすことができ、アグレッシブなプレーでチームにエナジーを持ち込むことができる。
A new chapter for Lance and LeBron pic.twitter.com/fWQmNADzO5
— NBA on ESPN (@ESPNNBA) July 2, 2018
マギーはここ2シーズンをゴールデンステート・ウォリアーズでプレー。先発、控えを問わず、恵まれたサイズを活かしたダンクやブロック、リバウンドなどでウォリアーズの2連覇に貢献した。
両選手はNBAの珍プレー集として有名な“Shaqtin’ A Fool”の常連でもあり、ロサンゼルスに新たなエンターテインメントをもたらすかもしれない。
『ESPN』によると、スティーブンソンは1年450万ドル、マギーとは最低年俸で1年契約を結び、レイカーズ入りすることになるという。
また、レイカーズはKCPことケンテイビアス・コールドウェル・ポープとも1年1,200万ドルで再契約に合意したという。コールドウェル・ポープはキャリア5年を誇り、3ポイントシュートとディフェンスに優れた“3&D”タイプのシューティングガード。
レイカーズでプレーした今季は74試合すべてに先発出場。平均33.2分13.4得点5.2リバウンド2.2アシスト1.4スティールをマーク。3ポイントシュートは成功率(38.3パーセント)、成功数(平均2.1本)ともに自己最高の成績を残した。
さらに『Sporting News』によると、レイカーズは昨夏にマイアミ・ヒートから解雇された元オールスター、クリス・ボッシュ(現未所属)との契約を狙っているという。オールスター選出11度を誇るボッシュは、ヒートでレブロンと共に4シーズンをプレーし、2度(12、13年)の優勝を共に勝ち取った元チームメート。血栓により、ボッシュは16年2月以降、NBAのコートに立っていないものの、現役復帰を目指していると伝えられていた。
レブロンが加わったレイカーズは、ベテラン選手の加入により、着実にウエスタン・カンファレンスで戦える戦力をそろえてきた。今後の展開からも目が離せない。
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