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6月26日(現地時間25日)、現地メディア『Yahoo Sports』は、インディアナ・ペイサーズが来季チームオプションで約436万ドルの契約を残すランス・スティーブンソンの契約を行使しないだろうと報じた。
キャリア8年のスティーブンソンは、今季82試合(うち7試合でスターター)を務め、平均22.6分9.2得点5.2リバウンド2.9アシストを記録。クリーブランド・キャバリアーズとのプレーオフ1回戦では平均21.3分10.4得点2.7リバウンド2.9アシストを残した。
196センチ104キロと屈強な肉体を活かしたフィジカルなディフェンスとアグレッシブなプレーを持ち味とするスティーブンソンは、キャリア平均8.8得点4.3リバウンド3.0アシストを記録するオールラウンダーで、ポイントガードからスモールフォワードまでこなすことができる。
ペイサーズがチームオプションを行使しないとなると、スティーブンソンは今夏、制限なしフリーエージェント(FA)となる。
『ESPN』によると、ペイサーズは今夏、制限なしFAのタイリーク・エバンス(メンフィス・グリズリーズ)、ウィル・バートン(デンバー・ナゲッツ)の獲得を視野に入れているという。
エバンスはキャリア9年を誇る28歳。スティーブンソンと同様に3つのポジションをこなせる万能戦士で、今季は52試合に出場し、平均19.4得点5.1リバウンド5.2アシスト1.1スティールをマーク。
バートンはキャリア6年目を終えた27歳のシューティングガード。今季は81試合に出場し、平均15.7得点5.0リバウンド4.1アシスト1.0スティールを記録。得点とアシストでは自己ベストを残す成長株となっている。
ペイサーズにはエースのビクター・オラディポ、司令塔にダレン・コリソン、ベンチにはベテランのコリー・ジョセフがいるものの、来季に向けてバックコートの強化を狙っているようだ。